震えてるのは君のほう

You’re Dream Maker.

#ジャニオタとコスメ 赤担+オレンジ担さんに捧ぐ朱赤メイク

先日A.B.C-Zが「ベスト海老賞」を受賞し、9月14日に「エビフェス!『海老の日』祭り in 豊洲」で授賞式が行われました。

海老にちなんだ朱赤のメイクをしてエビフェスの見学に行ったので、オレンジ担と赤担さんに向けてまとめてみます。

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エビフェスのベスト海老賞ってなに?についてはこちらから。

mdpr.jp

 

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リップとアイメイクを紹介順に腕にのせた写真です。基本は一度塗り、下から二番目のアイシャドウだけ二度塗り。

パーソナルカラーが冬秋(ビビッド〜ストロング)なので、濃いめの色が多いです。

リップ

朱赤ティント×ローズブラウンリップ 。

カラーグラム ティントラッカー 01

amazonやQoo10のリンクは見つけられなかったけど、韓国コスメの赤ティントを使いました。サンダーボルトティントラッカーの01、クリアな朱赤です。店舗にはまだ置いてるところもあるかな。落ちが早いのが惜しい。
 

MAC ブリックオラ

ソフトな色とクリーミーな質感でお気に入りです。ベージュピンクとローズブラウンの間くらいの発色。

塗り方での調整も要るけど、比較的パーソナルカラーやTPOを問わず使いやすいリップだと思う。プレゼントにしたこともあります。

Amplified Lipstick | MAC公式オンラインショップ

 

メイベリン モードバーガンディ

リキッドティントとメイベリンのブラウンマットリップの組み合わせも試してみました。

つけた直後はイメージ通りの色が出たけど、落ち方がムラになってしまった。マットリップを使うときは、リップオイルか無色のリップクリームを軽く重ねるのが無難かな。

 

アイメイク

白ラメシャドウ×ブラウンレッドシャドウ×オレンジアイライナー。

ラメはCOLORPOPのSAILORを使いました。カラーポップ個人輸入をしている友人からの貰い物。

Sailor Super Shock Eyeshadow | ColourPop

オレンジのアイラインを目の端から端まで引いて、目頭にマットなブラウンレッドのシャドウを三角でのせたら海老みたいにできたから嬉しい。人生で海老をモチーフにメイクをする日が来るとは思わなかった。

 

ADDICTION 086

AVANCE クリーミィアイライナー ガーベラオレンジ

アヴァンセ ジョリ・エ ジョリ・エ クリーミィアイライナー (ガーベラオレンジ)

アヴァンセ ジョリ・エ ジョリ・エ クリーミィアイライナー (ガーベラオレンジ)

 

オレンジのペンシルアイライナーは2018年冬に廃盤予定としてアウトレットに出ていたのを買ったけど、まだAmazonに在庫がありました。

 

チーク

キャンメイク テラコッタフルール

右上と左下のブラウンは避け気味に、左上から右下にかけての鮮やかな色をとって二度塗り。

今回はアイメイクとリップを主役にしたくて発色控えめを意識しました。赤メイクでチークを主張したいときは、クリームチークの01クリアレッドハートか16アーモンドテラコッタを使います。すべてキャンメイク

 

ネイル

ゴールドラメ×紫×コーラルオレンジのトップコート

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ここだけメンバーカラーを出したくて、紫とオレンジを重ねました。普段はネイルホリックのRD409を単品で使って、クリアのトップコートをのせることが多いです。

NAILIST コーラルシロップ

ネイリスト グロスネオンカラー コーラルシロップ 10ml

ネイリスト グロスネオンカラー コーラルシロップ 10ml

 

NAILHOLIC RD409

ネイルホリック RD409 5mL

ネイルホリック RD409 5mL

 

 

ヘアカラー

エンシェールズ リアルレッド

現場(授賞式)が三連休の初日だったので、カラーバターの思い切った色を試せました。

ショートボブの髪に1回分を全部塗って、40〜60分置いて流したらしっかり染まった。とはいえブリーチなしカラーのみの髪なので、光が当たると赤いな、ってくらい。

普通のドラッグストアでは取り扱いが少ないけど、ドンキホーテヴィレッジヴァンガードは置いてることが多いです。

シャンプーで自然に落ちます。社会的な都合で早めに戻したい場合は、数回シャンプーしてからグレーかブラウンのトリートメントを重ねるとかなり目立たなくなるはず。

私はバーガンディが好きで、赤くなった髪の上に暗めな紫のカラートリートメントを重ねています。

アンナドンナ エブリ カラートリートメント <グレー>

アンナドンナ エブリ カラートリートメント <グレー>

 

 

1日分の顔についてしっかり書いてしまった。A.B.C-Z関連のイベントで紫以外の色をメインにしたのは初めてだったので、新鮮で楽しかったです♡

紫担さんはこちらもどうぞ。

surfcitybabies.hatenadiary.jp

 

【GwZ 8/15幕張・8/23広島】ありがとうGoing with Zephyr

A.B.C-Zのツアー、Going with Zephyrが終わりました。濃密な三週間が無事に終わったことに感謝しつつ、参加した幕張初日の昼夜と広島公演についての感想です。

公演後のメモを元に、セトリの最初から振り返り。

追記:2019/12/25 円盤の本編を見ての感想を赤字で追加しました。

 

開演前はアルバム曲のインストが流れて期待が満ちる中「A.B.C-Z!👏👏👏👏」をやっていたけど、効果音にどこかダウナーな雰囲気も感じていた。本番前の緊張なしで純粋に見ると、中二病の心に刺さりすぎる。

重々しく流れるワンフレーズがリンネの「If I was forgiven to be reborn again」だったことに気付いたのは広島公演でした。今回のツアーがリンネを軸に作られていたことを改めて実感した場面。

オープニングで箱?枠?に入った5人が出てきて、これSHOW BOYのふぉ~ゆ~登場で見たやつ!と思った。間髪入れずにWelcome to the Nightのイントロがかかって、大好きな曲の大好きな歌い出しからコンサートが始まる!と気持ちが最高潮に。

フレーズに合わせて順番にスポットが当たってモニターに抜かれる演出が最高だったし、眼帯の五関さんを予備知識がなしの初日昼公演で見られたことは本当に幸運だった。幕張メッセイベントホールのスタンド2階にいたんだけど、あの瞬間は歓声が響いて足場が揺れた。

会場のカメラに抜かれた瞬間が完璧だったからこそ、映像の最初に引きで5人を映すカメラワークは少しもったいなく感じた。

眼帯の五関さんに続いて、河合くんの刈り上げとハットにもトリッパー遊園地のショータイムを感じた。口から生まれた盛り上げ王。

戸塚さんもスチュアートっぽかったし、3人合わせて舞台の雰囲気に寄せていた?と思った。でも五関さんが衣装スタッフさんと直前に眼帯を作ったエピソードと、河合くんの「俺は沢田研二さんの物真似としか思われてないんだ~」って言葉を考えると深読みしすぎかな。

河合くんのハットはジュリーの真似でも山ノ内マサヒロでもなく「俺のかっけぇ」だったんだと思います。

Welcome to the NightとCrush on Youは聴いたとき日生劇場のイメージが浮かんでいたから、背景が劇場風で解釈の一致を感じた。ジャニーズ伝説のショータイムも楽しみ。

 

意外だったのはWelcome to the Nightで河合くんが歌う「ねぇ華麗なステップで踊ろうdance all night」。CDの段階から生で聴くのを楽しみにしていたけど、実際さらに刺さったのはMove that bodyの「もう離さない」だった。

これは多分「ねえ華麗な~」は音源では盛り上がりの部分として作られてる(おそらく若干強弱をつけてマスタリングされてる)のに対して、生歌ではそこまで意図的な緩急がなかったからだと思う。

逆に音源で曲の一節として聴いていた「もう離さない」は、実際に本人が歌うところを見たら言葉そのものが予想外のリア恋パワーを持って迫ってきた。

そしてリア恋といえばSaw me tight、ベッドに横たわる河合郁人しか記憶にない河合担です。

幕張では双眼鏡を手に取ることも思いつかずにひたすら目で追うのに精いっぱいで、広島では全体を観る気でいたのに双眼鏡でベッドを見ていた。円盤では今度こそ他の4人がキャーと言われていた場面を確認したい。

戸塚さんがキャンバスに向かっているように見えて、BACKBEATを連想したのは覚えてる。

絵描きのようだった戸塚さんが向き合っていたのは鏡で、キャーの正体は五関さんの投げキッスだった。

 

あとWant you Backの演出。曲そのものは前のアルバムでいうForget How to forgetの路線か〜という印象だったけど、対客席ではなくシルエットの女性との演出になって雰囲気ががらっと変わっていた。物語調になったというか。

だからこそ、女性のシルエットに客席が映ったのはショックだったな。コンサートに来ている私たちがA.B.C-Zを捨てた女性みたいで。

映すなら平和なラブソングにしてほしい!今回歌わなかったけど「二人で歩こう」とか。でも実際自分が映ったら曲に集中できないと思うし、客席の抜きはない方向でお願いします。

 

その後のシャッフルユニット(ジュークボックスガチャ)、見ることができたのは初日の「渚のBack In Your Heart (戸塚・五関・河合)/Naturally (橋本・塚田)」と広島の「Hazy Love (橋本・五関)/EVERLASTING LOVE (戸塚・河合・塚田)」だった。

渚のBack In Your Heartを歌い上げる五関さんの横で、NHK教育に出られそうな身振りと笑顔を振りまいていた河合くんが印象深い。

NHK教育といえば。Move that bodyで「隠せないmotion 堕ちてく」の塚田さんが両手を下に下げる振りをしていて、そこだけ一瞬子供向けの体操みたいで微笑ましかったな。

Naturallyは圧倒的にはしつかの良さが詰まっていた。はしつかのプレゼン、A.B.C-Zのプレゼンに使いたくなる多幸感がそこにあった。

EVERLASTING LOVEでセンターと歌い出しを貰っていた河合くんも素敵だった。はしごのHazy Loveはより思い入れのある人に見届けてほしかった悔しさもあるけど、私もはしふみの夜空のムコウや戸塚田へそのおに未練があるのでお互い様だと思いたい。

ポニーキャニオンさん、全シャッフルの円盤収録をお願いします。昨年メロディ先生のサプライズを全公演分収録したポニキャさんへの信頼が厚い。

ツアー内シャッフルコーナーという概念が登場したことだし、今後のツアー申し込みは会場をばらした方がいいんだろうか。来年はそういう心理戦も迫られる気がする。

 

あと改めて「みんなオリジナルのふみとを見たいんだよ」発言を踏まえて、あえてモノマネの十八番を選曲した橋本良亮はとんでもないな、と思った。

最初は漠然と逆説的だ〜と感じていたけど、彼は「先輩へのリスペクト」という河合郁人アイデンティティもまるっと尊重したんだ、という結論に至りました。

 

広島で、ジュークボックス前にパントマイムをする河合くんを見た幼稚園くらいの女の子が「なにやってんの〜!」と冷静に言ってたのが微笑ましかったな。

周りに小さい子が多かった。申し込みの勝手が掴めず「着席ブロックも可」のつもりで「着席ブロック希望」にチェックを入れていて、親子席に紛れ込んだような席にいたので。

前の席の男の子は塚ちゃんのうちわを持ってたんだけど、ときどき裏返しになっててシリアスな表情の塚田さんうちわと何度か目が合ったのがシュールだった。

 

初見は新体操の決めポーズで会場がざわめきと謎の笑いに包まれたLOVE & PEACE、私は「戸塚さんが一番上にいる」って困惑が先に立っていた。

塚ちゃんが土台になるのが珍しい(土台が下手)って話題も出たけど、立ち位置を定番と変えることで「装置を使わず原点に帰る」だけじゃない新鮮さもあったと思う。

そのあと戸塚さんが「スローイング トゥ ジャーニー!」とジェスチャー付きで笑顔で言っていたのが印象的です。ジャニーさんのことで寂しい空気にならず、明るい話題にしてくれたのが嬉しかった。ジャニーズ伝説も明るく楽しくなるのかな。

 

オープニングのところでも初日の初回に入れたありがたみを書いたけど、DAN DAN Dance!!の発売を会場で知ることができたのも嬉しかった。初日の前日まで、ジョイポリスで音源化未定の旨をアナウンスしていると聞いていたので。

とはいえBlack Sugarの発表を経験しているので「それではこちらの映像をご覧ください、どうぞ!」の時点で何かある、と感じていたけど。

音源化と会場予約の発表は「これは横アリで味を占めたな(私たちの歓声に手応えを感じてもらっていた!)」って複雑な気持ちと、早くも次のリリースが決まった嬉しさの同居だった。

横アリではハードだった会場予約、今回はツアー期間中だったので幕張公演での列を避けて広島で予約することができました。実際には16日も予定をあけて近くにいたんだけど、疲れ切って動けなかった。服で包んでキャリーに入れた5枚のDVD。

広島で映像が流されなかったのは少し寂しかった。Youtubeに上がったPVとも若干違っていたので。Man and WomanとBlack Sugarの映像も、一部カットされたのは尺の都合かな。

帰りの交通手段等との調整で時間が限られる中、映像の尺よりパフォーマンスを取ったのは苦渋の決断だったのかも。

円盤でもDAN DAN Dance!!はあっさり披露していたので、あのリリース発表は初日だけだったことを実感した。

Black Sugar前の映像で昔見た深夜ドラマ「クローンベイビー」を思い出した。調べたら2010年放送、約10年前のドラマでした。

クローン ベイビー - Wikipedia

 

夜明けのガンスリンガーの演出、何度見ても(二度です)横に並んだ5人がスクリーン内に縦の行列を作る場面で笑ってしまった。でも橋本くんが銃を客席に向かって撃った場面は、コインロッカー・ベイビーズを連想してぐっときました。

更に他の回では自分の頭を撃ったり「五関さんに向けたと見せかけて頰にキスした」とのレポを見て、改めて橋本良亮は恐ろしい、という気持ち。

塚ちゃんの歌う「心に住み着く 悪魔がささやく」披露を楽しみにしていたけど、ライブでは思いのほか歌い方があっさりしていた。動きながらだったからかな。

続く「楽して行こうぜ 失敗するぞ」も戸塚さん独特のアメコミ的な表情と動きが楽しかった。音源では「リラックスしないとミスるぜ」みたいな意味だと思っていたフレーズ。戸塚さんの全身の表現で「心に住み着く悪魔」の台詞だったことを理解できた。

 

リンネも主に映像の思い出です。映像をバックに座って歌い、サビで踊る構成で改めて5人の作品が揃ってのリンネと実感。

5人が並んで座った高い台、直前のガンスリンガーで立っていたのと全く違う場所に見えた。(いま思い至ったけど、河合くんはあの場所怖くなかったかな。)ステージで流れるMVは家で見たのと違って感じられて、目が忙しかった。

続いてペンラ曲。このアルバムの中でペンライト曲は何になるんだろう、といくつか予想していたのをはるかに超えたShake it Like it!だった。アニソンらしさを感じたのは「年中無休」のフレーズの影響かな。

このままファンを続けていたら、私がA.B.C-Zを知ってからリアルタイムで聴いた曲がいつか懐かしさと共にコンサートで登場するんだろうか。楽しみです。

でもこのあたりは直後のSHOWTIME〜Man and Womanのインパクトに持って行かれたのか、なんとなく記憶が薄い気もする。5人が役の衣装で出てきたとき、本当にびっくりしたし嬉しかった。

しぇきらき見直したら、塚五の「どーうなるのかな?」「わりとマジなんだけど〜」が良かった。2人の声と歌が好き。年長組の大人なユニット曲をやってほしい。

 

幕張でトロッコに乗ってた小紫さんにも、広島のステージでモニターの映像用のカメラを操作していた小紫さんにもきゃーっとなった。

収録が幕張だから、まだ眉間にしわのよった小紫さんでした。広島ではだいぶ素に戻っていた印象だったので。

日頃はすぐ怒る人って苦手〜と言うけど、やっぱり険のある表情をした河合くんはかっこいい。

5人が女性を探す映像の中で、桃井さんが手に取ったウィッグがリカちゃんのものに見えたのは伏線だったのかな。あの映像、ぼくらのショウタイムが円盤化する暁にはセットで収録されてほしい。カフェオレを飲む青島さん。

青島さんがカフェオレ飲んでる場面、本人のアップになっててモニターが入らなかった…!

黄原くんとリカちゃんの会話シーン、公私混同で職権乱用な人探しにも怒らず「パフォーマンスしてくれるってよ!よかったな!」と言わんばかりの笑顔だった小紫さん、確実に性格が丸くなってて微笑ましい。

このまま丸さが加速したら、あの役の5人はストッパー不在になりそうでもある。頑張れ赤木くん。

 

ふみぽよについては本人が「スベった〜」と悔やみながら毎公演の映像と向き合っていて可哀想だったけど、結果的にインパクトという名の爪痕は残せたんじゃないか、と思います。

私は河合郁人の女装に「黒髪ロングと黒のロングドレスに赤リップ」を夢見ているので、その路線も諦めきれない。

 

コンサート終盤は見ているだけの私も疲れを感じていたけど(グッズ列+昼夜通した初日は肩と腰をやられて次の日に湿布を貼って寝込んでいた、体力をつけたい)Sweet AddictionからのBlack Sugarにはひたすら圧倒されていた。あの赤と黒の衣装はずるい。

(Black SugarからのSweet Addictionでした)

担当の贔屓目だけど、Sweet Addictionの河合郁人はセンターの圧を放っていたと感じた。橋本良亮ありきのVanillaやBlack Sugarで5人が絡む魅力と比べると、Sweet Addictionは5人それぞれが主役に見えるよう作られた曲だと思う。ダンスのフォーメーション的にも。

幸あれ、自分とは折り合いのつかない部分もあった曲だけど(詳しくはここに書きました)広島公演でメッセージよりパフォーマンスを重視しているように見えた河合くんをきっかけに、どこか腑に落ちた気持ちになった。

もちろん語りかける意図もあったと思うんだけど、他のメンバーと比較すると気持ちを入れすぎず歌っていたように見えたので。

メンバーに一方的に自分の気持ちを投影して無理な解釈をしている可能性には注意しないといけないけど。(ここでChance to Changeの「真実は心を映す」と絡めたかったけど上手く言えなかった)

本編ラストがFORTUNEだったことも含めて、コンサートを通して前向きな気持ちになれたと思っています。

 

アンコールは、広島2階席で振り返ったらフミキュンがいたことが印象的。後ろからフミキュン。これまでになかった距離の近さと顔立ちの端正さに固まっていたら去っていました。端正だった。

今年のツアーは自分の出身地の幕張と自分の誕生日の公演に入れた、個人的な思い入れも深い現場になりました。広島では修学旅行以来の宮島観光をしたり、お好み焼き屋さん「ふみちゃん」にも行ってきた。

ふみちゃん 流川店 - 堀川町1/お好み焼き [食べログ]

2020年の8月23日は土曜になるので、誕生日と公演は被らなさそうです。誕生日はともかく、安定して土日に公演できるグループになってほしいけど。

 

改めてA.B.C-Zの5人及び関わった皆様、ツアー完走ほんとうにお疲れさまでした。ありがとうございます。そして一緒にコンサートに入ってくださった方も、大変お世話になりました。

今月だけでもエビフェス授賞式とイベント、ニューシングル「DAN DAN Dance!!」発売に向けて5人と走ります。止まらねえ~~!(KAT-TUN「喜びの歌」のメロディで)

youtu.be

 

アルバム単体での曲の感想はこちらです♡

surfcitybabies.hatenadiary.jp

Going with Zephyr 結成10年の重み

A.B.C-Z結成10年目のアルバム、Going with Zephyrについての感想。2018年8月からファンになって、発表から発売までを共有できた初めてのアルバムです。 初めて参加する夏のツアーも控えていて、その前に純粋な曲だけの感想をまとめたかった。アルバム曲中心です。軽率にいろんな作品の名前出すし、ツイートの振り返り多め。

 

 

ポニーキャニオンさんの試聴リンク前半戦。

A.B.C-Z「Going with Zephyr」全曲ダイジェスト① - YouTube

 

Welcome to the Night

Welcome to the Night の歌い出し「飽きたでしょう」がどう考えても矢野顕子なんだけど戸塚さん矢野顕子聴いてるの??

気になってもらえた方は「矢野顕子 どんなときも」で検索してください。前奏の雰囲気やメロディで余計に近く感じたのかな。しばらく最初のワンフレーズだけ繰り返し聴いてたくらいにここが好き。単調な毎日から一瞬で引き戻された。

二番初めに五関さんが歌う「その顔に笑顔が戻るまで」でちょっとどきっとした。ただ明るい空気なわけじゃなくて明確に語りかける先があるんだなって。

河合くんの「ねえ華麗なステップで踊ろう Dance all night」を生で聴くのがとっても楽しみで、そして日生劇場でも見てみたい曲。A.B.C-Z WITH LOVEの続きのようにも感じられたので。

 

Move that body

こんな感じか〜おしゃれ〜とふわふわ聴いてたらラップが始まってびっくりした。ヒプノシスマイクで例えると「ばんばんばばんばーん」はイケブクロで戸塚さんの「危険なほど甘すぎるTalking」は夢野先生。

Move that body~ そこは天国か まさか奈落の底でしょうか〜(??)

これはメクルメク、のサビとつながって頭から離れなくなったときのツイート。似てるかな。

Move that bodyの「隠せないMotion」すごーく既視感あるけど似たフレーズどこで聞いたのか思い出せない

かーくせないモーション。たぶんジャニーズの曲じゃないと思うんだけど。心当たりある方がいたら教えてください。この曲のイメージはギガファイル便さんのコラボ告知文「サーバールームでMove that bodyし続ける」のスタッフさんに持って行かれちゃった。

JOYしたいギガファイル便 – GigaFile便News

改めてタイアップありがとうございました。

 

saw me tight

saw me tightがYUKIのFlyに収録されてそうな曲だったから蔦谷好位置×YUKI楽曲をA.B.C-Zで聴きたい気持ちが高まった……

YUKIちゃんのFLYは下のリンクに試聴があるのでトラック5,6,8あたりぜひ聴いてみてください。TOKIOの手紙も大好きなのでA.B.C-Z×YUKIを夢見続けている…。

ディスコグラフィ | YUKI | ソニーミュージック オフィシャルサイト

「言葉にするには語彙力足りない」って言葉尽くしすぎる系男子の戸塚祥太さんが言ってるのがちょっと面白かったんだけど、ちゃんと「(言葉にするには語彙力足りないから)覚えたてのギターかき鳴らして」に繋がってるからすごいし五関さんの「サプライズは夢の中で」に続くのも好きです。

 

夜明けのガンスリンガー

夜明けのガンスリンガーはニコニコで手書きMADたくさん作られてほしい(ゴールデンタイムラバー世代) #nhk_jsclub

フラゲ日のラジオで流れたときのツイート。少年漫画原作のアニメのEDで流れていそう。

塚田さんの「心に住みつく〜!悪魔がささやく〜!」が好きです。試聴のサビやラジオのワンコーラスではストーリー曲だと思ってたけど、フルで聴いて歌詞も見たら応援歌だった。前のアルバムVS5で言うならBurnハートの路線。

後半の「幸あれ」みたいな背中を押してくれる応援歌とはまた違う、並走してくれていることを感じられる曲。2番Aメロの歌詞「明るい方へ 日の当たる方へ」で曲の印象が変わって、2番サビの「君もガンスリンガー」で歌と自分の距離が一気に近付いた。

コインロッカー・ベイビーズの「欲しいものはこの手で掴み取る 見ていろ」のインパクトが強くて、応援歌にもハードさを求めてしまうのかもしれない。

 

Man and Woman

試聴する前に「男ってさ 女ってさ 真逆の回路のアイラブユー」の文字見てしばらく戸塚祥太の新しいポエムだと思ってた

戸塚さんが7月のラジオで弾き語りしていた「ラセン」の歌詞もこういうのだった気がする。2018年の誕生日回にラジオで弾いてた「アリオン」も合わせて、いつか形になるんだろうか。

わかりあえないからのハイドアンドシーク(トレッサ横浜)(清掃員)(花言葉のPV)(被るごみ袋)とめないで 恋を

ハイドアンドシークって聞くと塚ちゃんの出ていたバラエティしか思い出せない。2018年12月と2019年4月にやったショッピングセンターでの変装かくれんぼです。塚ちゃんは1回目に「花言葉のPVつながりで…」と清掃員の格好をして、2回目は前回見つかってしまったのが悔しくて、と白いごみ袋を着て台車で運ばれていた。

あと歌詞の「ごめんなさいが言えなくて 後ずさるリレーション」で毎回はなまるぴっぴはよいこだけ、をちらっと思い出す。おそ松さん1期のオープニング。

 

ここからアルバム後半戦です。

Ceron - A.B.C-Z「Going with Zephyr」全曲試聴ダイジェスト② - YouTube

Chance to Change

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タワーミニ汐留店さんに受け取りに行ったとき、店頭でかかっていた。だからアルバム曲の中では最初にフルで聴いた曲。(絶対ゆっくり聴くのを最初にしたい、曲順に聴くのが大事って派だったら他での受け取りがいいのかも。)タイトルだけの時には明るい印象があったから試聴で一度ギャップを感じて、そのあと店頭で泣きそうになった。お会計のときちょうど聴き慣れたBlack Sugarに変わったので冷静に受け取れました。

あとHey!Say!JUMPさんで同名の曲があることを知って、歌詞を読み比べてみた。そちらは2008年リリースということもあって、同じタイトルでも若々しさと酸いも甘いも通った上での覚悟との対比を感じる。

フラゲ日の翌日にジャニーズJr.の大きいコンサートがあって、たくさんの発表にざわついた中で余計にこの曲が染みました。守るべきものは何よりも、自由に生きること…。

 

幸あれ

試聴の後半から何がペンラ曲かな?って雑念が入ってきて五関さんの「僕が君を褒めてあげよう」に「(☆^ш^)せーの!」を続けちゃったんだ…それが頭から離れない… 

より正確には、僕が〜君を褒めてあげよう〜(ちゃらっちゃっちゃら)「せーの!」です。一度しっくり来たら再生するたびにそう思っちゃう。明るくて切ない前向きさを、前アルバムのはらはらひらふると重ねています。今回もペンライトを振りたいけど「せーの!」なしでじっくり観たいって気持ちもあるので悩ましい。

たぶん歌詞が当てはまると感じる状況だったらより心に残る曲になるんだろうな。何事も出会うタイミングってあるよね。

追記です。幸あれを受け止めるにはまだ早いのかもしれない。

 

リンネ

振付:河合郁人とわかった少し後のツイート。振付師といえば女装キャラの印象が強すぎて、コンサートのメロディ先生枠か特典映像のダンシング五関先生の立ち位置に来るとしか思えなかった。ドキュメンタリーで真面目に振付をしていて申し訳ない気持ちになりました。塚ちゃんが紙を上に投げる場面が好き。

 

作曲:戸塚祥太、作詞:橋本良亮、衣装:塚田僚一、振付:河合郁人、映像:五関晃一、の曲です。以前はこういう説明めいたことはほとんど書かなかったけど、これから先にA.B.C-Zに興味を持って検索等で読んでくれる人のことを少し意識するようになった気がする。

アルバムの曲を聴くより先に、一番にリンネのミュージックビデオを再生した。映像で見て初めて5人の作品として完成するんだ、と思ったから。アルバム発売前にラジオでリクエストがあっても流れていなかった。ということで、主に映像の話をします。 

過去のジャケットやポスターを文字が入ったまま使う映像、知らなかったら五関さんが作ったと思わなかった気がする。五関さんはスマートさを重視するイメージというか、自然の中にたたずむメンバーが合流して自然の中で5人で踊る…みたいな映像を漠然と想像していたので。見終えたとき勢いでふせったーに「リンネの映像がジョイポリスのコラボカフェだった」とツイートしたんだけど、五関担さんに笑ってもらえてよかったです。

2番のサビの終わりで過去のMV映像がいくつか使われる場面、毎回下段中央の忘年会!に一瞬目が行く。もしかしたらデビュー5周年リリースだったReboot!!!と揃えて記念と言える作品を入れたり、映像や位置を調整することも考えたのかもしれない。Rebootと忘年会のPVが隣に並ぶ映像に、五関さんのA.B.C-Z愛を感じた。

歌い出し「僕の虹」を聴くたびに舞台コインロッカー・ベイビーズにあった「僕の妹 僕の羊」で始まる劇中歌を思い出す。舞台では橋本良亮・河合郁人がそれぞれ歌っていたから、五関晃一の演じるハシというIFを一瞬のぞき見ているような。

 

ミュージックビデオを見終えた後に少し泣けて、このたった1年間を見ていただけでこんなにぐっと来るなら、彼らを長く追いかけていた人にはどれだけ映像と曲が胸に迫るんだろうと思った。

ファン歴の長さだけが大事なわけじゃなくても、やっぱり私がこの結成10年目の1年間を応援できたのは5人と彼らを長く応援していた方々のおかげなのは間違いない。この映像を見た全員がそれぞれの思い出を重ねて、ここから改めて同じ景色を見ようね、ってメッセージを感じました。コンサートでも、きっとさらに感じるはず。

Going with Zephyr(通常盤)(特典なし)

Going with Zephyr(通常盤)(特典なし)

 

 

SKE48×大人のカフェ「今夜、あの橋の下で。」感想

SKE48×大人のカフェのコラボ公演「コント劇 今夜、あの橋の下で。」を観てきました。5月の握手会以来の惣田紗莉渚ちゃん。

ちょうど握手会の前後がモバイルゲームPassion For Youで出演者リクエストだったので、登録して投票していたのが懐かしい。

本番までの期間にSHOWROOM配信が5回あったのも楽しかったな。チケット申し込み方法が発表されて、グッズの紹介もあって。皆の呼び名を決めたり、お稽古のあとに焼肉に行った話の回もあった。

台本の初稿が上がって「惣田さんは橋好き、ブリッジマニア女子の役です!」と発表があったときは、うすた京介作品のヒロインの設定にしか思えなくてどうなるかと思った。

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当日の手荷物検査のとき、暑かったのでつば広の帽子を被っていたら関係者受付のスタッフさんに「すみません、関係者さんですか?」と聞かれました。もしかして一瞬メンバーに見えたってことかな?とテンションが上がったけど、普通に20代の女性が相対的に珍しい+自由席なのに開演15分前に着いたからだと思う。

初めての原宿クエストホール、ステージがあってひたすらパイプ椅子が並んでいた。パイプ椅子で休憩なし2時間半、なかなかの苦行だったから体力をつけようと思った。この夏は運動します。(あと2日目も会場は寒かった…!)

ホールに入ったらSKEとは特に関係なく「何回だって告白しよう〜」って男性ボーカルの歌がかかっていたから不思議に思っていた。調べたら「一生分のラブレター」って曲でした。

www.youtube.com

加えて本編でもサカナクションの曲が使われるとは。曲だけじゃなくて山口一郎さんの言葉もスクリーンに映し出された。脚本担当だった伊達さんの趣味かな。昔の苦手だった知人がサカナクションのファンだったから流れたときは微妙な気持ちになったけど、なんだか今回のインパクトで「新宝島といえば恋クション」と塗り変えられた気がする。

コントは「葉っぱのリーフと風の旅」がものすごく印象に残っています。本当になんだったんだ!2回もあったし若干トラウマになった…。ここで大人のカフェさんが本来ブラックな作風なんだと実感した。「元の姿に戻してください」さんが幸せになっていますように…。

当日までコント劇ってなに?と思っていたけど、確かに劇中にコントが挟まっていた。しかも伏線として。もはやコントという名の劇中劇だった。伏線ってほどじゃないのもあったけど、オムニバスが最後に繋がるって点で伊坂幸太郎作品のような楽しさがありました。 

それとコントのおかげで選抜された5人の出番がストーリーに縛られず均等になっていたし、5人それぞれいろんな衣装が見られた。さりなちゃんの妖精さん衣装もとっても可愛かったし、前回の出演作「トリッパー遊園地」でのセーラー服とはまた違った上品な紺の制服姿を見られたのも嬉しかった。恋クション最高。

松本慈子さんもコントの制服姿と本編の探偵助手とのギャップで印象に残っています。お姉さんって感じの包容力がある〜!と配信のときから思ってたんだけど、改めて調べたら竹内彩姫さんと同じ99年生まれでびっくり。大人の魅力…!

 

さりなちゃんの最初の出番は「橋から飛び降りるつもりのない人々を一方的に止めたがる若者」だった。笑うところだったんだけど、舞台用の声の出し方で発せられた「生きていればきっといいことあるよ!」の台詞が前作と対照的に思えて泣けちゃった。戦争に向かう人に「生きて帰ってきて」と言えなかった場面があったので。時代が変わったことを、月並みだけど平和のありがたさを感じた。

一瞬しんみりしたけどそのあとはすっかり笑って過ごして(妖精さんと橋マニアと「あの橋」の答え合わせの勢いで全部吹き飛んで)、アフタートークも楽しみました。エゴサーチしてなかったさりなちゃんは純粋。

この作品のおかげで前向きになれました、という意見が上がったのもぐっときた。他の要素がたくさんありすぎて主題以外が印象に残ってしまっていたから「この劇で救われたって人いる?」に手を上げられなかったけど。

その感想が取り上げられたことで、改めてシンプルに作品を受け止められた気がします。

お見送りでさりなちゃんに「衣装かわいいです〜!」って言えました。嬉しい。一瞬気づいてくれたような顔をしてくれていたような気がする(みんな言うやつ)。

ともしさんのVTRはすっごくお腹がすきました、六本木の餃子de巴里に行きたい!

tabelog.com

surfcitybabies.hatenadiary.jp

プリパラの好きな曲を語ってみた 3選

アニメ未見で、ふわっとキャラ設定を知ってる状態で聴いたアルバム「プリパラ☆ミュージックコレクション season2」から好きな曲について。

先月くらいにツイートした「#好きなプリティーシリーズの楽曲を語る」タグの回答です。

KING OF PRISMを観てから、Spotifyで他の作品の曲も少しずつ聴き始めた。ハッピーレインも好きだしキンプリにも感想を言いたい曲がたくさんあるけど、今回はプリパラの話。

 

Twin mirror❤︎compact

ドロシー・ウェスト&レオナ・ウェスト。たまたま周囲に数人プリパラのオタクがいた時期があったから、キンプリを観るより先にこの双子ちゃんのことは知ってた。西園寺レオの由来?がレオナ・ウェストって何かで見たのをきっかけに聴いた曲です。Shiny Seven Starsのレオ回でも二人がモチーフのキャラが出てきた。

レオナちゃん〜!声がサンリオピューロランドだよ〜!合いの手?かけ声?は可愛いけど歌詞は深い、ずっとふたりはシスター…!だよ…!

Twin mirror♥compact ドロシー&レオナ(CV:澁谷梓希&若井友希) - 歌詞タイム

EDMのアレンジもあります。

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純・アモーレ・愛 

プリパラ(紫京院ひびき)、みんな大好き斎賀みつきさん。 これ「純(ピュ)・アモーレ・愛」と読みます。友人がカラオケで歌ったのをきっかけで知った曲。

サビに向けての盛り上がりがすごい、というか一曲通してひたすら上がっている。ようこそジャパリパークとっとこハム太郎の歌みたいな、全編サビ状態っていうのかな。

耽美な曲調と歌詞と声で、言葉では伝えきれない。大サビの「連れて行こう真(まこと)へ」のところが好きです。しかもアルバムでこの次に入っている曲を歌っているのが「セレパラ歌劇団」で、ばっちりミュージカルの路線。女児のうちからこの世界観に触れてたら趣味はいったいどうなっちゃうんだ。

純・アモーレ・愛 ひびき(cv.斎賀みつき) - 歌詞タイム

こっちもアレンジがあります。ピアノが印象的なこの曲をEDMアレンジ!?と思ったけど、聴くとやっぱり良い。原曲と比べると声の男性らしさが引き立っている気がする。

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ヴァーチャデリアイドル

赤井めが姉ぇさん。山田さんやシンの母親と関係があるんじゃない?との感想を見て気になったキャラの曲。本編も彼女の容姿もバックグラウンドも知らないまま聴いたんだけど刺さった〜!ジャズに乗ってかわいらしく夢とアイドルとしての宣言を歌うところが、デレステの大好きな曲「イリュージョニスタ!」を思い出させた。

あとサビで繰り返し出てくる「システムですけど アイドルデビューです」には、人じゃないことを明るく受け止めつつも少し寂しさがあるように聞こえた。ピノキオピーさんの「恋するミュータント」みたいな。

りんねちゃんもシステムといえばシステムなんだけど、彼女はそれを一切感じさせないというか抗っているから違って感じるのかな。アイドルとしてステージに立つことを通して情熱を知ったキャラ、というと、QUARTET NIGHTの美風藍も思い出した。

ヴァーチャデリアイドル♥ 赤井めが姉ぇ(CV:伊藤かな恵) - 歌詞タイム

 

プリティーシリーズの楽曲を語るタグをきっかけに、プリパラの曲と改めて向き合えて楽しかった!

二次元女子アイドルの曲について、こちらもどうぞ。

surfcitybabies.hatenadiary.jp

「SHOW BOY」感想 LIFE MUST GO ON

シアタークリエで「SHOW BOY」を観てきました。

約2年ぶりに来たクリエ、完全入れ替えが早かった。終演後にアンケートを書き、お手洗いに行っている間に物販が終わっていました。

パンフレットとTシャツを逃してしまったので、お目当てがあるときは早めがおすすめです。

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総括は何より、キービジュアルの衣装ぜんぜん着てなかった!特に越岡さん松崎さん辰巳さん。

あとは舞台が現代日本だったり、事前情報から漠然と想像していた印象をハイスピードで裏切られました。

1話から5話に区切られていたので、順に感想を書きます。

 

1話

秋山大河さんの「静かにしてくれます!!?こっちは寝てるんですよ!!」でもうだめだった。

あのタクシー運転手を演じていた人だ、と1年越しにコインロッカー・ベイビーズへの思いを突きつけられました。

支配人に乗り込まれて咄嗟に衣装掛けにアイロンをあてていた場面も好き。

福田さんと秋山さんは動きやダンスがコミカルで、伏線を張るにとどまらず「まだスポットライト諦めてないんでしょう!?」と物語の核心を突くやりとりも多かった。十分すぎる掴みでした。

福田さんに向けられた「そもそも顔がクールじゃないし」の台詞には驚いた。ふぉ〜ゆ〜の中ではさっぱりした顔だと思っていたので。

松崎さんと辰巳さんの彫りが深すぎるせいかな。クールというより優しげな顔って意味だったのかもしれない。それなら納得。

 

2話

越岡さん!好きだった!髭で顔の密度を上げて(?)落ち着いた赤茶のジャケットを着るとこんなに輝く人だったなんて。

衣装あるあるのモノトーンや原色な赤とは違ってなかなか見ない色の服装だから、普段と違う魅力があった。私の好きな越岡さんはここにあったのか!という感じ。

ギャンブラーという設定を聞いたときから負け続きかイカサマ師のどっちかだろうと予想していたけど、初めてのカジノだった。それはもう「初めてカジノに来てギャンブラーぶる人」じゃないか。しかも故郷の山まで売ってた。

「妹の結婚式のために」って台詞が最初に出たときは『走れメロス』から取った嘘かな?と思ったけど、そんなことはなかった。

そしてとにかくミサキちゃんとの会話が微笑ましかった。TRICK番外編の矢部謙三警部補と御手洗未来ちゃんのやりとりを思い出しながら見ていた。

だめなおじさんと利発な女の子のペアが好き。

観たのはWキャスト久家心さんの回でした。強気で流暢な台詞と年相応な弱気さの切り替えと物怖じしない演技で存在感が強かった。

いっしょにピアノを弾いてから、ペーパームーンに並んで腰掛けて歌ったところはぐっときて泣けてしまった。

その後に彼女が辰巳さんへ問いかけた「人生って変えられる?」は、行き場のない見習いマジシャンと母を失くした自分を重ねていたのかな。

明確に言葉にされなかったけど、彼女が人生は変えられるって確信できただろうと思えるラストシーンでほっとした。

 

3話

ポスターの衣装からアチョーッ!ってカンフーするわかりやすいチャイニーズマフィアをイメージしていたけど、全然違った。

ほんとに台詞が全編中国語だったから、歌詞で日本語が出てきたときにかえって違和感があったくらい。思いがけず子煩悩パパな姿まで見られたのも嬉しい。

手錠で繋がれた通訳さんと甲板を走り抜けた場面で、3話の「ごめん、何も聞こえなかった」「もういいよ!」の謎が解けたのが楽しかった。通訳のおじさまとのやりとりも、支配人と歌い踊る場面も好きだったな。

あの金髪と楽しそうな衣装とメイク、松崎さんだからこそ似合っていたし「と、その前に」を唯一ひとりで(中国語で)やったのも含めて、松崎さんが今回私の中に残した爪痕は深かったです。白塗りが映える顔!

 

4話

序盤から何人もに「伊勢丹の袋」と言われてた辰巳さん。ハンチングとチェックのベストに縁が太めの眼鏡、マジシャンというよりコメディアンの衣装に近かったかも。

エンジェルにあっさり好きと言われていたあたり、あっこれ彼女は主演ダンサーと付き合ってないな?と悟ってしまった。

1話の段階では、エンジェルは二股かけてるのかとうっすら疑っていたんだけど。(詳しいネタバレは避けていたものの、秋山大河に関するどんでん返しがあることは目にしていたので。)

「俺もう32だよ」、「向いてないまま続ける方が辛いのかな」って吐露に本人が経験してきたであろう悩みを重ねずにはいられなかった。

その前の場面でマジシャンを首になったことを全く認めてなかったので、気弱さが余計に刺さった。あの場面も、強がって意図的にとぼけてたんだったらどうしよう。

好きな台詞はエンジェルへの「もったいないことしようよ〜!」です。1話では不自然で怪しい台詞だったのが、4話でぐるっと意味が変わった。SHOW BOYの醍醐味そのものみたいな場面だった。

 

5話

神田沙也加さんの歌はやっぱりアナと雪の女王を連想した。彼女はどこか生身を感じさせない精巧さがあったというか、ひとり洋画の吹き替えみたいだった。もともと女性らしい印象の方だったけど、マニッシュな服装もすてき。

そして最後の4人の歌の一節で「30代でアイドル」とあったことで、1話や4話で感じた彼らの素のプレッシャーに再び向き合わされた。

役を離れた4人が多く務めたバックダンサーは、広義ではステージの裏方なんだろうか。

 

最後にSHOW MUST GO ONって言葉が何度も出てきたことについて。ジャニーさんのことと関係なく脚本が作られて公開されたことに、縁を感じます。

私たち観客にとってショーは非日常だけど、出演や制作の皆さんにとってはそちらが日常なんだよね。という当たり前のことに気付かされた。

観ていたときはどこか他人事だったけど、日常に戻ってから少しずつ、自分の生活を冷静にマストゴーオンしようって気持ちになりました。

というか、これを書いてて気付いたけど、4人も「LIFE IS SHOWTIME」って歌ってたんだった。三段論法の成立。

 

ときどき深呼吸して、ぱんと手を打って。私もあなたもそれぞれに、人生をマストゴーオンしましょう。

舞台「イン・ザ・プール」感想と、内くんのこと

池袋あうるすぽっとで舞台「イン・ザ・プール」を観てきました。感想と、作品をきっかけに内博貴さんの魅力を知ったことについて。きっかけは奥田英朗さんの原作を読んだことがあって気になったからだったんだけど。

原作は数年前に読んだきりだったけど、観ているうちにどんどん思い出してきたくらい忠実に作られていました。もともと冒頭と最後くらいしか覚えてなかったけど、結構危ない橋を渡ってた話だった。二人芝居のあいまを埋めるような録音のナレーションでは、ちょっとだけ「トリッパー遊園地」の雷に打たれるシーンを思い出した。

でも区民プールの開館時間を電話で調べていた場面とか、忠実になぞりすぎていたような気もする。調べたら小説の初版発行が2002年だったから、当時は電話だけど。変えなかったのは検索してる姿が舞台的に映えないからかな。30〜40代の男性ってそういう感覚どうなんだろう。直接聞いた方が早いって気持ちもあるんだろうか。あと職場に「外出して直帰!」と伝えてそのまま泳ぎに行くところは半休取って〜!と思った。出版当時はそのへん緩かったとか?業界の問題?(編集の皆さんすみません)

渡辺徹さんの伊良部先生、原作からのイメージより清潔感とかわいらしさがあった。渡辺さんの魅力でした。元々もう少し若い30代くらいの先生をイメージして読んでいたから、さらに愛嬌を感じたのかもしれない。

看護士のマユミは小池栄子さんで想像していたから、今回ばっさり描写を削るのかな?と思ってたら骸骨の模型がナース服を着ていた。最後の注射シーンでシルエットのダンスシーンを披露していた女性には、マユミのイメージとはまた違ったスレンダーな魅力がありました。その注射シーンや、水泳シーンでの内くんのダンスにも圧倒された。ダンスには疎くていつもはミュージカル等でも歌や演技に注目しているけど、それでも凄かった。よく踊りの上手い人のことを「関節がたくさんある」って言うけど、初めて意味を実感した気がする。長い手足があんなになめらかに動くとは。

個人的に面白かった演出は、先生が黄色いポルシェに乗って来た流れの場面。舞台上での視力検査台にかかっていた紙(あのCみたいな記号が書いてあるやつ)を渡辺さんがめくったら黄色いポルシェの写真が出てきた。舞台を通して唯一視力検査台が使われたシーンだったと思う。そのとき渡辺さんの着ていた黄色いシャツは似合っていたし、全体的に衣装と小物が楽しかった。どうぶつ柄のビニール水泳バッグや、デパートの店員さんの虹色タイトパンツとか。

 

ここから本格的に内くんかっこいい〜!の話をします。

 

内博貴さんは王子様みたいな容姿に気の弱さと(良くも悪くも)男らしさが同居した演技で、包容力もあって、1時間25分に夢が詰め込まれていた。奥さんと会話するときの「そんなんじゃないよォ〜」みたいに聞こえる気を許し切った語尾と、脚立の上で立ちすくむ伊良部先生への「黙ってろおらあぁ!!」の差がジェットコースターみたいだった。奥さん役は渡辺徹さんの女装なので、渡辺さんの役切り替えの早さに目を奪われつつ目の前で内くんへのリア恋に落ちかかってるオタクに余計なことを考えさせない優しい設定。

 

 

内くんを初めて見たのは、公演の1週間前に番宣で出ていたえびちゃんずーのデコチャリ回でした。(それまでにも「船長」とかで何度か出演していたのは知っていたけど、ちらっと映った過去映像の船が漠然と想像していた10倍くらい手作り感が強くてびっくりした。)ホームセンターで花の苗の前でヤンキー座りする姿や、メンバー手作りのデコチャリに苦笑しながら乗ってくれたところを見てから舞台に行った。私への番宣効果は抜群でした。もともとチケットは取ってたけど、ギャップでの魅力底上げって意味で。

 

 

軽くて荒っぽいところもあるけどなんだかんだ器が大きい関西弁のお兄さん(おじさんでも)、完全に好きだ。生瀬勝久さんのファンだから、同じ系統で好きなのかもしれない。と思っていた中でさらに舞台で演技とダンスを直接観て、観終えた日に読んだwebも好きな文章でした。春先にEndless SHOCKに行けなかったのを悔やんでいたけど、今は内くんを知ってから観られるので最高!と思える。内くん沼はきっと30度の温水プールです。