震えてるのは君のほう

You’re Dream Maker.

Going with Zephyr 結成10年の重み

A.B.C-Z結成10年目のアルバム、Going with Zephyrについての感想。2018年8月からファンになって、発表から発売までを共有できた初めてのアルバムです。 初めて参加する夏のツアーも控えていて、その前に純粋な曲だけの感想をまとめたかった。アルバム曲中心です。軽率にいろんな作品の名前出すし、ツイートの振り返り多め。

 

 

ポニーキャニオンさんの試聴リンク前半戦。

A.B.C-Z「Going with Zephyr」全曲ダイジェスト① - YouTube

 

Welcome to the Night

Welcome to the Night の歌い出し「飽きたでしょう」がどう考えても矢野顕子なんだけど戸塚さん矢野顕子聴いてるの??

気になってもらえた方は「矢野顕子 どんなときも」で検索してください。前奏の雰囲気やメロディで余計に近く感じたのかな。しばらく最初のワンフレーズだけ繰り返し聴いてたくらいにここが好き。単調な毎日から一瞬で引き戻された。

二番初めに五関さんが歌う「その顔に笑顔が戻るまで」でちょっとどきっとした。ただ明るい空気なわけじゃなくて明確に語りかける先があるんだなって。

河合くんの「ねえ華麗なステップで踊ろう Dance all night」を生で聴くのがとっても楽しみで、そして日生劇場でも見てみたい曲。A.B.C-Z WITH LOVEの続きのようにも感じられたので。

 

Move that body

こんな感じか〜おしゃれ〜とふわふわ聴いてたらラップが始まってびっくりした。ヒプノシスマイクで例えると「ばんばんばばんばーん」はイケブクロで戸塚さんの「危険なほど甘すぎるTalking」は夢野先生。

Move that body~ そこは天国か まさか奈落の底でしょうか〜(??)

これはメクルメク、のサビとつながって頭から離れなくなったときのツイート。似てるかな。

Move that bodyの「隠せないMotion」すごーく既視感あるけど似たフレーズどこで聞いたのか思い出せない

かーくせないモーション。たぶんジャニーズの曲じゃないと思うんだけど。心当たりある方がいたら教えてください。この曲のイメージはギガファイル便さんのコラボ告知文「サーバールームでMove that bodyし続ける」のスタッフさんに持って行かれちゃった。

JOYしたいギガファイル便 – GigaFile便News

改めてタイアップありがとうございました。

 

saw me tight

saw me tightがYUKIのFlyに収録されてそうな曲だったから蔦谷好位置×YUKI楽曲をA.B.C-Zで聴きたい気持ちが高まった……

YUKIちゃんのFLYは下のリンクに試聴があるのでトラック5,6,8あたりぜひ聴いてみてください。TOKIOの手紙も大好きなのでA.B.C-Z×YUKIを夢見続けている…。

ディスコグラフィ | YUKI | ソニーミュージック オフィシャルサイト

「言葉にするには語彙力足りない」って言葉尽くしすぎる系男子の戸塚祥太さんが言ってるのがちょっと面白かったんだけど、ちゃんと「(言葉にするには語彙力足りないから)覚えたてのギターかき鳴らして」に繋がってるからすごいし五関さんの「サプライズは夢の中で」に続くのも好きです。

 

夜明けのガンスリンガー

夜明けのガンスリンガーはニコニコで手書きMADたくさん作られてほしい(ゴールデンタイムラバー世代) #nhk_jsclub

フラゲ日のラジオで流れたときのツイート。少年漫画原作のアニメのEDで流れていそう。

塚田さんの「心に住みつく〜!悪魔がささやく〜!」が好きです。試聴のサビやラジオのワンコーラスではストーリー曲だと思ってたけど、フルで聴いて歌詞も見たら応援歌だった。前のアルバムVS5で言うならBurnハートの路線。

後半の「幸あれ」みたいな背中を押してくれる応援歌とはまた違う、並走してくれていることを感じられる曲。2番Aメロの歌詞「明るい方へ 日の当たる方へ」で曲の印象が変わって、2番サビの「君もガンスリンガー」で歌と自分の距離が一気に近付いた。

コインロッカー・ベイビーズの「欲しいものはこの手で掴み取る 見ていろ」のインパクトが強くて、応援歌にもハードさを求めてしまうのかもしれない。

 

Man and Woman

試聴する前に「男ってさ 女ってさ 真逆の回路のアイラブユー」の文字見てしばらく戸塚祥太の新しいポエムだと思ってた

戸塚さんが7月のラジオで弾き語りしていた「ラセン」の歌詞もこういうのだった気がする。2018年の誕生日回にラジオで弾いてた「アリオン」も合わせて、いつか形になるんだろうか。

わかりあえないからのハイドアンドシーク(トレッサ横浜)(清掃員)(花言葉のPV)(被るごみ袋)とめないで 恋を

ハイドアンドシークって聞くと塚ちゃんの出ていたバラエティしか思い出せない。2018年12月と2019年4月にやったショッピングセンターでの変装かくれんぼです。塚ちゃんは1回目に「花言葉のPVつながりで…」と清掃員の格好をして、2回目は前回見つかってしまったのが悔しくて、と白いごみ袋を着て台車で運ばれていた。

あと歌詞の「ごめんなさいが言えなくて 後ずさるリレーション」で毎回はなまるぴっぴはよいこだけ、をちらっと思い出す。おそ松さん1期のオープニング。

 

ここからアルバム後半戦です。

Ceron - A.B.C-Z「Going with Zephyr」全曲試聴ダイジェスト② - YouTube

Chance to Change

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タワーミニ汐留店さんに受け取りに行ったとき、店頭でかかっていた。だからアルバム曲の中では最初にフルで聴いた曲。(絶対ゆっくり聴くのを最初にしたい、曲順に聴くのが大事って派だったら他での受け取りがいいのかも。)タイトルだけの時には明るい印象があったから試聴で一度ギャップを感じて、そのあと店頭で泣きそうになった。お会計のときちょうど聴き慣れたBlack Sugarに変わったので冷静に受け取れました。

あとHey!Say!JUMPさんで同名の曲があることを知って、歌詞を読み比べてみた。そちらは2008年リリースということもあって、同じタイトルでも若々しさと酸いも甘いも通った上での覚悟との対比を感じる。

フラゲ日の翌日にジャニーズJr.の大きいコンサートがあって、たくさんの発表にざわついた中で余計にこの曲が染みました。守るべきものは何よりも、自由に生きること…。

 

幸あれ

試聴の後半から何がペンラ曲かな?って雑念が入ってきて五関さんの「僕が君を褒めてあげよう」に「(☆^ш^)せーの!」を続けちゃったんだ…それが頭から離れない… 

より正確には、僕が〜君を褒めてあげよう〜(ちゃらっちゃっちゃら)「せーの!」です。一度しっくり来たら再生するたびにそう思っちゃう。明るくて切ない前向きさを、前アルバムのはらはらひらふると重ねています。今回もペンライトを振りたいけど「せーの!」なしでじっくり観たいって気持ちもあるので悩ましい。

たぶん歌詞が当てはまると感じる状況だったらより心に残る曲になるんだろうな。何事も出会うタイミングってあるよね。

追記です。幸あれを受け止めるにはまだ早いのかもしれない。

 

リンネ

振付:河合郁人とわかった少し後のツイート。振付師といえば女装キャラの印象が強すぎて、コンサートのメロディ先生枠か特典映像のダンシング五関先生の立ち位置に来るとしか思えなかった。ドキュメンタリーで真面目に振付をしていて申し訳ない気持ちになりました。塚ちゃんが紙を上に投げる場面が好き。

 

作曲:戸塚祥太、作詞:橋本良亮、衣装:塚田僚一、振付:河合郁人、映像:五関晃一、の曲です。以前はこういう説明めいたことはほとんど書かなかったけど、これから先にA.B.C-Zに興味を持って検索等で読んでくれる人のことを少し意識するようになった気がする。

アルバムの曲を聴くより先に、一番にリンネのミュージックビデオを再生した。映像で見て初めて5人の作品として完成するんだ、と思ったから。アルバム発売前にラジオでリクエストがあっても流れていなかった。ということで、主に映像の話をします。 

過去のジャケットやポスターを文字が入ったまま使う映像、知らなかったら五関さんが作ったと思わなかった気がする。五関さんはスマートさを重視するイメージというか、自然の中にたたずむメンバーが合流して自然の中で5人で踊る…みたいな映像を漠然と想像していたので。見終えたとき勢いでふせったーに「リンネの映像がジョイポリスのコラボカフェだった」とツイートしたんだけど、五関担さんに笑ってもらえてよかったです。

2番のサビの終わりで過去のMV映像がいくつか使われる場面、毎回下段中央の忘年会!に一瞬目が行く。もしかしたらデビュー5周年リリースだったReboot!!!と揃えて記念と言える作品を入れたり、映像や位置を調整することも考えたのかもしれない。Rebootと忘年会のPVが隣に並ぶ映像に、五関さんのA.B.C-Z愛を感じた。

歌い出し「僕の虹」を聴くたびに舞台コインロッカー・ベイビーズにあった「僕の妹 僕の羊」で始まる劇中歌を思い出す。舞台では橋本良亮・河合郁人がそれぞれ歌っていたから、五関晃一の演じるハシというIFを一瞬のぞき見ているような。

 

ミュージックビデオを見終えた後に少し泣けて、このたった1年間を見ていただけでこんなにぐっと来るなら、彼らを長く追いかけていた人にはどれだけ映像と曲が胸に迫るんだろうと思った。

ファン歴の長さだけが大事なわけじゃなくても、やっぱり私がこの結成10年目の1年間を応援できたのは5人と彼らを長く応援していた方々のおかげなのは間違いない。この映像を見た全員がそれぞれの思い出を重ねて、ここから改めて同じ景色を見ようね、ってメッセージを感じました。コンサートでも、きっとさらに感じるはず。

Going with Zephyr(通常盤)(特典なし)

Going with Zephyr(通常盤)(特典なし)