震えてるのは君のほう

You’re Dream Maker.

ジャニーズWESTとA.B.C-Z楽曲の親和性について

ジャニーズWESTさんのデビュー5周年記念に、以前お題箱でいただいた楽曲プレゼンと、曲を聴いて作った楽曲マトリクス図のまとめ。元々ツアーの円盤は見たことあったんだけど2019年明けのCDTVで中居くんの「ジャニーズヒップのみなさん!」って振りに全員立ち上がって「もうちょい上〜!」とツッコミしてた時から本格的に気になり始めて、それ以来ぱらぱらツイートしてたものです。

曲のプレゼンありがとうございました、「ジャニーズWESTが気になる」ってツイートをきっかけにいただいた2件と、当時答えた内容の概要を載せます。

ジャニーズWESTの個人的にオススメの曲を紹介します。
【おもしろ系】
大阪弁ら〜にんぐ
・PARA!PARA!チャーハン
・3.1415926535
・こんな曲作りました
・粉もん
【カッコイイ系】
・one chance
・PARTY MANIACS
・Baby Good!!!
・Eternal
・Toxic Love
・SHE IS MY...
【元気が出る系】
・人生は素晴らしい
・バリ ハピ
・ラッキィスペシャ
【かわいい系】
プリンシパルの君へ
・Lovely Xmas

ちょっとオススメしたい曲多すぎて大量にあげてしまいましたが、とにかくおもしろ系とカッコイイ系の差が物凄いんで、大阪弁ら〜にんぐとPARTY MANIACSだけでも聴いてみて下さい!

入り口がラッキィィィィィィィ7の円盤だったので面白いとカッコイイのギャップがすごいのを肌で感じています、PARTY MANIACSもそのとき聞いた好きな曲。この回答のために小さいイをちゃんと数えたらメンバーの人数と同じ7つでぐっときました。(今さら)

ライブのパフォーマンス含めて印象に残っている曲もあります。「こんな曲作りました」や「粉もん」、「Lovely Xmas」など。
ちゃんと聞いてまた詳しい感想お返事させてください…!、と締めました。

あとラブリークリスマスで重岡くんは戸塚さんに似てるな〜と思ったんだけど、どうでしょうか。色白で声が優しくて実は変なエピソード多いところとか…。

 

〜ここから2通め〜

うえすとちゃん沼の者です…。
うえすとちゃんは一見関西色強めのネアカパリピ集団に見えますが、ダンスも歌唱力もとてもレベルが高いハイクオリティアイドルなんです…!
取り敢えずオススメは『狂愛三部作』と呼ばれている(ヲタク好きそうでしょ?)
・Can’t stop(まさかの初回限定盤のカップリングなので入手が難しいかもですが動画探せばあるかと思います)
・Criminal
・Eternal
でそのギャップが伝わるかと…。

あとはあまりアイドルを応援するにあたって人情的な部分を押し出すのは個人的にアレなんですが、おじゃにで1、2を争うくらいに泥臭いデビューをしたグループなので、興味がありましたら調べてみてください(その一連の流れがなんと舞台になっているというエモさ)

私の担当ですか?(聞いてない)
ふじいりゅーせーくんを養いつつ濵ちゃんと明るい家庭を築きたいです。

やはりギャップ推し。狂愛三部作を聴きました、Can't stopは少女漫画の世界観でCriminalは月9の主題歌、Eternalはなんかメンバー総出演でドンパチする映画で流れてそう。

中でもCriminalが熱いです。戸惑ってる暇なんてなぁぁいぜ〜のメロディがすき。これまでWEST曲の刺さるメロディ個人的トップだった「粉もん」サビの「かしこなるぅ〜〜」と並びました。でもEternalの全員にばっちり見せ場作ってる歌割りもいいな〜〜。

そしてデビューまでの流れと舞台について簡単に調べたました、「ジャニーズ(WEST)伝説」を感じた。いずれ後輩が演じることになるのでは(A.B.C-Zはジャニーズ伝説という初代ジャニーズの結成秘話をたどる舞台を主演しています、2017公演が円盤化してます)歴代の写真でわりと赤い衣装が多かったのにもジャニーズ伝説2018を連想させられました。

私は担当するなら(聞かれてない)中間くん(顔)と重岡さん(存在)と桐山さん(歌唱力)って感じなので被りはないものの、濵ちゃんさんと明るい家庭を築きたいというのはスッと入ってきた。明るい家庭、築けそう…。

〜ここまでお題箱〜

 

プレゼンを経て桐山担の友人にアルバム貸して〜と頼んだところ、上記のリスト+その子のおすすめのオリジナルベストアルバムを焼いてくれました。熱量がすごい。

3人分のおすすめ曲を聴いて、改めてジャニーズWESTさんのお洒落さと弾けかたのギャップに弊担当のA.B.C-Zとも重なるところを感じて両グループの好きな曲を入れた図を作りました。基準は曲調とスモークの有無、スモーク演出の有無は一部想像だけど。WESTさん(黄色の字)は初期曲多めでA.B.C-Z(赤)は最近の曲寄りです。(2019年1月作成)

 

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○で囲んでるのは、これ好きな人はこれも好きそう〜というか私の中の同じ部分に刺さったというか。スモークが焚かれそう、な上5曲あたりがわかりやすそう。左2曲と右3曲はラブソングと非ラブソング(応援歌)の違いです。DESTRUCTION!!のスモークはすごいぞ、昨年夏のツアーの映像でメンバーがスモーク出てくるホース持って客降りして煙を撒いてるので。

「こんな曲作りました」と「好きなんだ…」はグループ内ユニットつながりにしました、こんな曲〜のBメロで声にエコーかかってお洒落になるところ好き。

「バンバンッ!!」と「Burnハート」は完全に名前の勢いで並べたみたいになっちゃったんだけど、ちゃんとどちらも応援歌です。ファイブトレインと「人生は素晴らしい」も応援ソング系統。人生は素晴らしい、街中で聴いて曲の良さに落ちてWEST箱推しになった友人がいます。すごい曲だ。

あと「Summer Dreamer」が歌詞にメンバーの名前入っててぐっときました。そういうのに弱い。A.B.C-Zは全員で作詞するとドキナツ2017になるので。それも大好きだけど名前入った曲作ってほしいな、「かわい」は「かわいい」を押しそう。「ごせき」とかどう入れるんだ。

CHO-EXTACYとLily-Whiteは最高にローなゆったりめラブソング最高みたいな括りにしたけど合ってるかな。両方好きです、だけど歌詞の方向性はほぼ正反対だ。CHO-EXTACY、ジャニーズでは異色なK-POP系の格好よさがある。Toxic Loveもその路線。

最後に、ソロは載せてなかったんだけど円盤で見た中間淳太さんの「TAMER」、赤い衣装で河合郁人の「OTAGAI☆SUMMER」を連想しました。曲調は全然違うけどこのふたりが好きです。顔も存在も主張が強い!なんと同い年で誕生日が1日違い!(1987年10月20日と21日)パーソナルカラーはおそらく正反対、喋らせたら絶対収拾つかなくなるふたりを!どうぞよろしくお願いします!絡んで〜!(少年倶楽部の司会コンビを経た桐山照史さんとも…!!)

 

改めてジャニーズWESTさん、デビュー5周年おめでとうございます…!

オタクにとって大切なことはヴァンステが教えてくれた

六本木EXシアターで舞台「イケメンヴァンパイア〜偉人たちと恋の誘惑〜」(ヴァンステ)を観てきました。音楽劇コインロッカー・ベイビーズ以来な秋山さんと福士さんの役者姿。

10月のジャニーズ伝説にも出ていたんだけど、そのときの彼らは演技よりダンサーとしての印象が強かったので。

ヴァンステが教えてくれたオタクとして大切なことの話。クライマックス前、素性不明のナポレオンを疑っていた執事セバスチャンが彼を信じると決意する場面の台詞がオタクのお手本たった。

「私は今目の前で起きていること、自分で見て聞いて、感じたものを信じます」という言葉。

 

共に生活している仲間(ヴァンパイア達)が大切だからこそ、外から入ってきて日々を脅かすと感じたもの(ナポレオン)に不安が募ってしまった。この流れ、何かしらオタクをしていたら避けられないものだと思う。

フィクションの展開の定番といえるし(それこそシェイクスピアやアーサーコナンドイル、太宰治も書いている…と言いたかったけど該当する題材の作品が浮かばなかった、思いついたのはレヴュースタァライトとか)日常生活でも避けて通れないことだけど、オタクは特に(次元やジャンルを問わず)それが可視化されやすいと思う。

その後のクライマックスでは、中盤にあった「革命で多くの犠牲者を出したナポレオンは、殺人犯の切り裂きジャックと等しいのでは?」という問いに答えが出された。「犠牲にしてしまった兵士や民衆、現在自分を取り巻く人物に関心を払っているナポレオン」と「相手に興味を持たず自分の欲求で殺すジャックザリッパー」の違い。

劇中で問いかけがされたとき、自分では結論に至れずストーリーを追っていた。ナポレオンがヴァンパイア達の名を仲間の名として挙げていく場面ではっとしました。

でも現実ではどちらかが明確に悪となることは少なくて、どちらも間違っていないゆえに衝突するからこそ「目の前で起きていることを見て聞いて、感じたこと」の見極めが重要になるのでしょう。セバスチャンはオタクの鑑。

そんなセバスチャンが河合郁人に見えるって前評判を見かけてちょっと楽しみにしていたけど、河合担だからかあんまり感じなかったな。

でも個人的にはあのキャラを見て河合くんを連想する人がいるのが嬉しかったです。終演後に相互さんを誘ってお話したとき出た「セバスチャンは青木源太」もパワーワードだった。

 

原作では親愛を表に出さずヴァンパイアたちの行動を密かに記録していたということで、舞台映えするようにキャラの特徴が前に出されたのか、中の人に寄ったのか。

フィンセントとテオの兄弟も原作のストーリーより仲良しが強調されていたと聞きました。フィンセント兄さんの声、可愛かったな…。

全体的にコンビ押しが多かった中で、アーサーとアイザックが好きです。最初はアイちゃん呼びでアーサーはアイザックを女の子の代用とみたいに見ているのかな、と思っていたけど終盤でがらっと印象が変わった。伯爵の「君たちのような天才は…」って台詞に俯いたアイザックが自分の手元を見つめながら腑に落ちない表情をしていたのを、軽くのぞき込んだアーサーがふっと優しく笑ったので。通していちばん印象に残った場面かもしれない。アーサーはアイザックを理解して思いやっているんだ、とぐっときた。

2人がリンゴ用のナイフとペンで戦う場面もあったな、アイザックの「戦いにも重力は必要だからね」って台詞と共に敵を高いところから落とすところが好きだった。アーサーのキャラクターは「女の子好きで軽い」と「推理を披露する知的さと殺陣」のどちらの印象が残っているか人によって違っていそう。

軽薄に見えてもいざというとき頼れるアーサーと幼さゆえ頑なに振る舞うアイザックうたプリの寿嶺二と美風藍を重ねてしまう。呼び名のアイちゃんにつられて。

 

ヴァンステが発表されたときはアイザックのような役を秋山大河が演じる印象だったんだけど、実際にナポレオンを見たらもう第一声から違うな、と思った。

元々の声質にナポレオンの役柄が加わって声に重みがある、秋山さんはラブライブみたいな声優+パフォーマンスのコンテンツもいけそう。声だけでも勝負できそうな迫力を感じた。

あと印象が変わったといえば冨岡さん。以前ライブの映像を見て「パパみがある」とか「MADE女子高校の冨岡先生」と言ったくらい穏やかで頼れる印象だったので、クールな音楽家から激昂しての戦闘シーンはギャップが大きかった。

ダンダンッ!と勢いよく跳んでからのスローモーションな宙返りや、ブリッジから滑らかに回転して立ち上がるような動きにMADEのアクロバット担当を実感した。背と筋肉の厚みもよくわかったから、ピアノ台ごと引っ張ってた黒子さんがひとりで大丈夫だったか心配。

シェイクスピアさんも存在感があったな、黒幕というかほぼ主役みたいな勢い。何度か2階部分の窓が開いて出てきてたの鳩時計みたいで可愛かった。

それとレオナルド、彼についてはホームページで見た「煙草のような小道具は実際には無害です」的な注意書きが頭に残りすぎていて喫煙シーンのたびに「無害なやつだ…」って雑念が湧いてしまったのが悔しい。

 

最後に箱の話。初めて六本木EXシアターに行きました。ちゃんと調べないで入ったんだけど、ステージが地下でB3が最前フロアだったとは。元々ライブハウスなだけあって、バンドサウンド系のBGMで低音が響くのを感じた。

帰りも出入り口の電光掲示板を見上げたら4月の公演予定に「cinema staff×アルカラ」の文字があって「イケメンヴァンパイア」の世界から勢いよく現実に引き戻された。なかなか2.5ミュージカルの直後に見る名前ではないと思う。

前半の演出は前衛的にも感じたけど(前日の疲れもあって眠かった)後半はストーリーが盛り上がって伏線も綺麗に回収され、エピソード0のラストがアプリのプロローグと綺麗に繋がっていて感激しました。

ヴァンパイアの世界をありがとうございました!

A.B.C-Zのコイベビコスプレ企画を考えた

先日マシュマロで「A.B.C-Zでコスプレ企画をプロデュースするならどうしますか」というお題をもらいました。

それをきっかけに考えた、5人による舞台コインロッカー・ベイビーズごっこの妄想。

公式でロリータを着たグループのコスプレ企画プロデュース、難易度が高くない?ということでマニアックに振り切ってみた。 

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シャッフルでコイベビの衣装を着てもらう!とつごのキクハシ、はっしーアネモネ、ニヴァきゅん、塚Dさまで…!
#マシュマロを投げ合おう
https://marshmallow-qa.com/senya02845498?utm_medium=twitter&utm_source=answer

これが最初にツイートした回答。あとから言ってほしい台詞も考えました。

 

それぞれの台詞について、さらに追記します。

五ハシ「ミルクは元気?」

とつキク「大切なのは犬だけか!」

五関さんと戸塚さんは、特にコイベビへの思い入れが深い印象。

LBTのMC中に始まった橋本河合のコイベビごっこに「ドイツの歌手が喉に人工のポリープを入れたんだ、確かに声は掠れた、だが2年で声は出なくなった」とマニアックな台詞で混ざってきた戸塚さんのエピソードが好きです。

入ってないけどツアーレポで読みました。

※改めて確認したら8/31公演での出来事でした、あと橋本くんが五関さんに「D!」って呼びかけていたらしい。五関さんのD……!

五関さんも戸塚さんも、どちらかというと河合くんの演技に寄せて台詞を言っているところが浮かんだ。自分の魅力を自覚しているハシと、熱血で激情型なキク。

戸塚さんは演じるなら絶対に河合キク寄り(意識して似せるというより、とっつーの元の性格が「河合キク」に近そう)なイメージです。

五関さんは橋本verと河合verを取り入れて独自のハシ像を作るんじゃないかな。見たいな。

 

塚D「ハシぃ、踊れ!」

塚Dさまって、それ塚だぁくねす様やないか!という突っ込み待ちでした。言っちゃった。

アリサマの円盤を見て、塚だぁくねす様のビジュアルに一目惚れしました。

実はジャニーズ畑に来る前に、有村竜太朗あたりのヴィジュアル系をさらっと通っているので。

いつかだぁくねす様の再登場を見るのが夢。塚ちゃんのアンダーグラウンド感が遺憾なく発揮されているキャラだと思っているので。

戸塚田、戸塚さんが「サブカルチャー」で塚田さんは「アンダーグラウンド」な印象です。

 

はしモネ「うさちゃんのシャンプー♡」

本家で主役だったふたりには、コスプレ企画のヒロイン枠をお願いしたい。

再演のみ観ているので、アネモネ山下リオさんでイメージしています。2幕のあのカラフル〜!な服を着てほしい。

あれはハシのファンの女の子として出てきたときの恰好だったかな。でもタクシーに乗ってたときの衣装も好き。

お仕事モードのきゃぴきゃぴ声と、素の芯が強いアネモネとの切り替えを聞きたい。

(トリッパー遊園地で河合くんがマサヒロと正彦を演じ分けるのを見て感激したので、はっしーにもやってもらおうとしている)

 

ニヴァきゅん「ハシ、あなた、お父さんになるのよ」

この台詞を言ったシルビアさんは白い服を着ていた記憶があるけど、河合くんのニヴァは黒いドレスを着てほしい。

と再演パンフレットの黒い衣装を着たシルビアさんを見ながら考えました。

白い肌と男性的すぎない体型(メンバー比)に黒いドレスが映えそう。君がいちばんフォトジェニックだよ〜!(いいね♪)

コイベビのカーテンコールで、橋本くんの挨拶を見守っていた河合くんは穏やかな頼れるお兄さんに見えました。第一印象が今と全然違う。

あの雰囲気の河合くんにもまた会いたいです。

 

おまけ、「A.B.C-Zのメンバーにやってほしい役」をコイベビのアンケートから引用します。

塚ちゃんの山根(刑務所にいた心が読める人)と、河合くんのタクシー運転手。

(°▽°)「君は!正直な人ですか!!!」

(☆^ш^)「雨ですよ……雨」

これもこれでいいな。

surfcitybabies.hatenadiary.jp

 

マシュマロありがとうございました。

きっと2019年も令和も定期的にコイベビの話をします。原点かつ別腹なので!

ありがとう、ふみたつ交換日記

ジャニーズwebの特別企画「ふみたつ交換日記」が最終回を迎えました。A.B.C-Z絡みで交換日記企画というと、2018夏ドラマ「トーキョーエイリアンブラザーズ」記念企画の伊野尾さん&戸塚さん以来。キャラに寄せた少しぎこちないような会話がメールで届いてたのも懐かしいな。

今回は辰巳さんの魅力に気づかされた交換日記だった、辰巳担さん的にはどうだったのかすごく知りたい。河合くんは普段自分の更新で見せてるのと近いテンションで辰巳さんに向かい合ってて、いつも通りの安心感があったんだけどね。

辰巳さんの河合くんへの語り口調の魅力はどこから来てるんだろう。個人的な好みに刺さっただけかなあ。これはリア恋〜!と思ってふぉ〜ゆ〜の連載も見に行ったんだけど、文体がなんだか違った。対河合くんでないとあの絶妙などきどき感は生まれなかったので、きっと辰巳雄大から河合郁人への親愛ゆえなんでしょう。私もし辰巳さん担として読んでたら交換日記で急に違う顔見せられて今の10倍くらい動揺してたと思う。

頑張るを顔晴るっていうの居酒屋チェーンの社長さんとかのイメージがあったから、辰巳さんが使っててびっくりした。ショウヘイのビジュアルじゃない素の辰巳さんの第一印象が1月8日の横アリ見学だから、あの時の服装からサブカル系のイメージが強すぎたのかもしれない。顔も小さいし(顔は関係ない)あと交換日記は置いておいて、辰巳さんの個人の連載はA.B.C-Zで例えるなら戸塚さんの文章の雰囲気に似てる気がする。

交換日記の大好きな回は3月17日【たつ】であった河合くんの笑い声文字起こしです。伝説が生まれた。親友は容易くウキャキャキャって言わない。やっぱり笑い声でビジネスも狙ってるから。アラームの音出たらダウンロードします。【ふみ】の回のお気に入りは3月15日の高校の思い出話かな。舞台初日に高校時代の担任の先生の話!?って。笑

それと高校の先輩後輩の関係だったというのもまたぐっとくる、高校時代のエピソードはテニスの王子様黒羽春風天根ヒカルの映像で浮かんでた。さらっと信頼関係をうかがえる感じ。俺たちゴールデンペア!もいいな。派手に動く菊丸(河合)と背を支える大石(辰巳)みたいな。

あと3月25と26日のやり取りで出てきた辰巳さんの好きな焼きそば、読んでたらお酢かけた焼きそば食べたくなって2回中華料理屋さんに行きました。(1回はリンガーハット油そばお酢かけるのは前から好きだったんだけど、中華のあんかけ焼きそばにもかけるようになった。

このときのツイート、ちょっとだけ辰巳さんの文章に寄せてる。笑

あと写真も顔の写ったものがFC限定でなく出ていて、贅沢だったな。楽屋の様子もあって、しかもお互いに撮り合っているというプレミアつき。今日の更新もそれぞれ載せているツーショットの表情の違いが微笑ましかった。

舞台「トリッパー遊園地」が前提にあるのはもちろんだけど、約1ヶ月ふたりのやり取りを文字で読めたのがとても楽しかった。ふたりが最後に続けたいって言ってくれたのも嬉しかった。公開でなくてもノートとかでそっと続けていてほしいな。そして1冊分の量になったあたりで出版を…あとは雑誌連載にお引越しなど、切実に…。

河合くんと辰巳さん、そして交換日記を企画と実施してくださったスタッフの皆様、改めてありがとうございました。本当に楽しかったです。

 

PS.河合さんへ。交換日記ラストで読者に向けても挨拶してもらったとき、普段のふみブロと全然違うかしこまり方でびっくりしました。あと辰巳さんの話をいっぱい書いたけど、推し変はしてません。河合担が辰巳さんを好きになるのは、自担に似てきている担タレ現象なのでセーフです。そこのところよろしくお願いします。

 

ミュージカル「ハル」感想

4月6日にミュージカル「ハル」を観てきました。

もともと栗山民也さんの演出する舞台を何度か観ていて、さらに薮宏太さんと七五三掛龍也さんはそれぞれの所属グループの気になる存在だったので。

桜と赤坂ACTシアター。綺麗だった。

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グローブを提げた主人公の旅立ちを感じさせるキービジュアルから、自立がテーマの爽やかな青春ものを想像していたら相当重い話だった。

最初の「ハル……ハル……」って音楽で、これは癖が強いぞ、と覚悟しました。脚本の癖と多すぎるテーマについていけなかったというのが正直な気持ち。

話のテーマが多い上に、シンプルに登場人物が多い!これまでに観た舞台で一、二を争うくらい舞台上の役者さんが多かった。

1幕は爽やかな印象だったけど、後半どんどん混沌を極めてしまった印象。個人的には主人公と彼の友人と家族の成長、くらいでちょうどよかった気がします。

「閉塞感から脱却しようと足掻く大人たち」と「町の復興」が置いてきぼりになって全体的に中途半端に見えてしまったような。特にサンドバックちゃんと落ちこぼれ先生、派遣切りのあたり妙に生々しくてしんどかった。

あと敗走するハルを携帯で撮っていた町の大人たち、結局人の痛みに鈍感なままなのでは。

でも皆ここから、スポーツに限らずそれぞれの夢中になれるものを見つけられたらいいな。(前向きになれるものってスポーツだけじゃないはず、というインドア派の主張)

 

役者さんについて。

薮宏太さんはとにかく声量がすごかった。歌が上手い!顔が小さい!スタイルがいい!

七五三掛さんとの廃墟でのぶつかり合いが印象的で、「マリー・アントワネット」のマリーとマルグリットが本気で言い争うシーンを連想した。

欲を言えばしめちゃんのソロの歌をもっとしっかり聞きたかったな。二人とも本当に高校生に見えました。

北乃きいちゃんは、こちらも廃墟でのシーンが彼女のアヴァンギャルド性が全開って感じで格好良かったです。

(マユの役のイメージはPDキュートのアバ強めっぽいな、北乃きいさんは真っ白のTシャツにラベンダー?くすみピンク?を羽織れてるからパーソナルカラーはきっとブルベ夏。でもはっきりした色も似合いそう〜、とか考えてた)

彼女の登場からの突然のアンダーグラウンド感にはものすごくびっくりした。そのあと試合の直前に突然のよさこい?が始まった場面もびっくりしたけど。

 

あの廃墟での前衛的なダンスは「用が済んだら(=心臓が移植されたら)捨てられる」ことを示す伏線だった?たしかに粗大ごみを率いる様子に人ならざる感じはあった。

彼女の正体が主人公に移植された心臓の持ち主、つまり幽霊とは全く予想できなかった。試合の直後はここからどう終わらせるのかと不安になっていたくらい。

改めて思い返すとたしかにマユと他の登場人物の会話はなかったけど、触れられる幽霊なんている!?!?って気持ちがどうしても先に立ってしまう。

 

ただハルに正体を明かしてからのマユは吹っ切れたような清々しさがあって、堂々としていて素敵でした。歌声がディズニープリンセスみたいだった。

母親役の安蘭けいさんも、地味な服装をものともしないオーラがありました。ハルが試合に出ることを母親に伝えたとき、手を掴んでくるくる回ってた場面が好きだった。

高校生男子が実際に母親とくるくる回るかどうかはわからないけど(たぶんしない)全体的にどの登場人物も笑顔が少なかった中で、貴重な明るいシーンだった。

あと好きな場面はハルと祖母の会話。自分もしたいことをしているだろうか、好きなことを追って駆け抜けていつのまにかおばあちゃんになる人生にしたい…と考え込んでしまった。

それとマユの父親が最後に頼んだこと、泣きました。何度か泣きそうになったところはあったけど、ここで本格的に涙が出た。

心臓移植がテーマのひとつなだけあって1幕から心臓の音が何度か使われていたけど、去年同じ赤坂ACTシアターで観た「コインロッカー・ベイビーズ」も心音が重要なモチーフだったので(主人公が受けた精神治療で使われた音)それを連想した補正もあったかもしれない。

生演奏だったところも当時と同じだったけど、今回はステージ裏じゃなくて前でやってたので指揮者さんと演奏を見る楽しさもありました。

 

前半こそ見終えてからのモヤモヤを文章にしていたけど、こうして書くうちに好きだった部分もたくさん浮かんでよかった!

これから薮さんと七五三掛さん、北乃きいさんや安蘭けいさんを意識して見てみようと思います。

また臓器移植について移植者に提供者の情報は知らされない(プライバシー保護のため)という知識があって作中の描写にフィクションとはいえ違和感を持ったものの、調べてみて「移植コーディネーターは移植者の経過報告や感謝の手紙を仲介できる」と知ることができました。

臓器提供後のドナー家族への支援|日本臓器移植ネットワーク

 

今回いわゆる「ジャニーズの外部舞台」として見たとき、大御所演出家による(アドリブや内輪受けの台詞もない)シリアスな題材だからと「良い仕事、良い舞台」に違いないと期待していた自分への反省はあります。

良いと思った部分は、決してそれらの条件で構成されていたわけではないので。上に挙げた要素を持たなかった舞台にも、大好きな作品はあります。

何事にも自分の心が動くかどうか、それこそ命が歌い出したい気持ちになっているか、を大切にしたい。そう感じました。


舞台「トリッパー遊園地」から見た戦中の相撲

舞台トリッパー遊園地、東京公演が終わりました。第二次世界大戦中にタイムスリップする青年の話。

台詞に出てきたお相撲の行司と、戦時中の相撲について調べてみました。ジャニオタやってて行司の家元について調べる日が来るとは。

 

「自分は、しきもりいいのすけを心から尊敬しております!」

「ワタシはきむらしょうのすけ派だよ〜!」 

スエ子のお父さんとディーノさんのやりとり、観た公演では毎回笑いが起きていました。観客の年代や趣味の広さを改めて実感した場面。

正確には「式守伊之助(いのすけ)」と「木村庄之助」でした。木村庄之助が行司界のNo.1、式守伊之助はNo.2。

当時の人気行司かと思っていたら、行司の最高役職「立行司」の襲名する名前だった。

作中の昭和20年(1945年)当時は、18代式守伊之助と21代木村庄之助が活躍。21代木村庄之助は、立行司までの出世が特に早かったとのこと。 

2019年現在は41代式守伊之助(2019年1月襲名)、木村庄之助は2015年の37代引退から襲名者不在となっています。

あくまで相撲における主役は力士。名脇役として後世に大きなエピソードを残さないのが良い行司なのかもしれない。

 

第二次世界大戦中も、大相撲場所は続いていたそうです。戦時中の数少ない娯楽だったと知ったことで、作中の相撲に関する台詞に年配の方から起きた笑いが重く感じられました。

子供たちが体を鍛える場面、大人どうしが体当たりでぶつかって打ち解ける場面でも登場した相撲は「トリッパー遊園地」において物語の鍵だったといえそう。

鍛錬になるという理由から、戦時中でも不謹慎とされない息抜きだった相撲。現在も平和に楽しまれていることに有り難さを感じます。

 

【参考】

行司一覧 - 日本相撲協会公式サイト

木村庄之助 - Wikipedia

式守伊之助 - Wikipedia

戦後70年「大相撲と戦争」 | 取材レポート | インターネットミュージアム

「戦場と相撲 ─日中戦争期の大相撲と兵士─」胎中千鶴

https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20171201105147.pdf?id=ART0010619467

 

トリッパー遊園地 文字起こし

舞台「トリッパー遊園地」劇中歌の歌詞を個人的に記録しました。マサヒロとショウヘイのデュエット(ショータイム後半)の一部パートはマサヒロ:紫、ショウヘイ:黄色で色分けです。

 

【オープニング】

うつむかないで さあ顔を上げて

始めよう 掛け声から

あの空をごらんよ あの太陽をごらんよ

いつも変わらず輝いてる

夢を諦めちゃだめなのさ 大事な明日があるんだ

僕ら涙こらえて生きている 生きていくのさ

トリッパー遊園地 トリッパー遊園地

みんなの夢さすべてがここにあるのさ

トリッパー遊園地

 

 

【1幕・正彦】

遠く離れていても 忘れられぬあなたのことを

微笑むえくぼと あたたかいまなざし

ふるさとの川は今でも静かに流れてますか

初めて出会った日から変わらぬ思いをずっと

生まれた日本に あなたのそばに

生きて私は帰る

ふるさとの空は今でも 小鳥が遊んでますか

会いたい あなたに会いたい この声聞こえていますか

生まれた日本に あなたのそばに

生きて私は帰る

 

 

【1幕・ユキ】

遠く離れていても 忘れられぬあなたのことを

厚い胸板と優しいぬくもり

初めて出会った日から幸せすぎて怖くて泣いた

戦争の悲劇が降りかからぬように祈った

お願い生きて帰って まだ見ぬこの子を抱いて

同じ星を見上げて 同じ夢を見ていた

どうぞご無事で どうぞご無事で

生きて私の元へ

 

 

【2幕・マサヒロ】

誰かさんと誰かさんが麦畑

チュッチュチュッチュしている いいじゃないか

僕には恋人ないけれど

いつかは誰かさんと麦畑

 

スコットランド生まれの唱歌「故郷の空」と、ドリフターズのヒット曲「誰かさんと誰かさん」|Extra便|TAP the POP

 

【2幕・マサヒロ】

うつむかないで さあ顔を上げて

始めよう 掛け声から(ほら1・2・3!)

諦めないで さあ勇気を出して

形にしよう 今すぐに(せーの!1・2・3!)

あの空をごらんよ あの太陽をごらんよ

いつも変わらず輝いてる

夢を諦めちゃだめなのさ 大事な明日があるんだ

僕ら涙こらえて生きている 生きていくのさ

 

 

【2幕・マサヒロ】

なんだい内気な顔して 最近笑ってねぇだろう

どうしていいのかわからないのかい 俺に任せとけ

夢や希望ってやつを教えてほしくないのかい

怖がることはないんだよ 俺はDream Maker

嬉しい楽しい幸せを感じるのは

どんな時だかわかるかい

うつむいてたって目に入ってくるのは

ごみとか石ころばかり

だからまっすぐ前に目をやって

そこに散らばった喜び掴み取れ

きらめきハッピードッキリのスマイル

涙は見せないキラキラのステージ

前を向け 上を見ろ 降り向くな 夢を見ろ

I’m (Ah) Dream Maker

 

【2幕・ショウヘイとマサヒロ】

どうだい夢を見てるかい こんな時代の中でも

怖がることはないんだよ 俺はDream Maker

救いのないうつむきがちな世界で

生きていくのかい今のまま

暗い時代に暗い顔していたら

心は凍りついて死んじまうさ

だから心開いて オープンにして

ワクワクする気持ちで包み込め

 

きらめきハッピードッキリのスマイル

涙は見せないキラキラのステージ

前を向け 上を見ろ「やめろよ!」

降り向くな 夢を見ろ「ちゃんとやれ!」

I’m (Ah) Dream Maker

きらめきハッピードッキリのスマイル

涙はいらないキラキラのステージ

前を向け 上を見ろ 降り向くな 夢を見ろ

I’m (Ah) Dream Maker

 

 

【2幕・ハル】

桜の花を見ると ただ泣けてくる

あなたとお別れした 春がまた巡り来る

さよならも言わないで どこに行ったの

 

「山ノ内ショウヘイさんのお宅ですか」

「はい」

「山ノ内ショウヘイさんですか」

「私ですが」

「おめでとうございます!」

 

置いてきぼりの私に気づくたび

立ち止まり 振り返る あなたを覚えてる

幸せな日々を 忘れ去るまで

桜は私の大嫌いな花

 

 

(補足)

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