震えてるのは君のほう

You’re Dream Maker.

ABCXYZツアー初日 8/12熊本公演の感想

A.B.C-Zツアー2022「ABCXYZ」初日の8月12日、熊本公演の感想です。

後半からセトリ、演出、衣装など言及あり。

 

当日まで

初日の熊本公演

去年2021年のツアーはオーラス公演だけ参加していました。遠征はしないと自分で決めたのに、6月の初日から10月の最終日までが長く感じた。そんな想いから、今年は初日を第一希望として申し込んでいました。結果的に、出来うる最短のインターバルでの参加になった。

また前回のツアーの熊本公演ではローカル番組「あっぱれ!A.B.C-Z」でのご縁からアンコールにくまモンが登場。さらには「行列のできる相談所」の企画でフットボールアワー後藤さんが河合くんに入れ替わるドッキリもあり、楽しそう〜と思っていました。

(テレビカメラが入っているとアナウンスしても自然な公演、ということでローカル局冠番組を持っている熊本会場が入れ替わりドッキリの舞台になったようです)

先に言ってしまうと、今年の熊本公演ではそうした企画は一切なかった!(もしかしたら橋本くんの欠席でなくなったのかもしれないけど)その分、最初から最後までメンバーだけの空間で純度の高い時間を過ごせました。

今回も最初に「本日の公演はテレビカメラが入っています」とアナウンスがあったんだけど、どうやら「あっぱれ!A.B.C-Z」さんは番組の一部としてではなく普通の?コンサートを録りに来てくれていたようです。

往復の飛行機とホテルは、楽天トラベルでセットプランを予約しました。観光の記録はまた別で書きます。

 

3日前に決まった4人での開催

忘れもしない8/9火曜の夜。河合郁人さんが出ていた所JAPANの2時間SPをリアタイしつつタイムラインを見ていた時でした。

弊社所属タレント橋本良亮(A.B.C-Z)が新型コロナウイルスに感染していることを確認いたしましたのでご報告申し上げます。

本日より発熱の症状がありましたのでPCR検査を実施した結果、陽性であることが確認されました。
今後につきましては、一定期間、療養及び経過観察いたします。

A.B.C-Zコンサートツアーにつきまして、8月12日熊本公演と13日広島公演は、橋本を除くメンバー4名で開催させていただきます。

弊社所属タレント橋本良亮(A.B.C-Z)新型コロナウイルス感染に関するご報告 | ジャニーズ事務所 | Johnny & Associates

昨年に続き二度目の橋本くん感染。陽性に加えて発熱もあり。

その数日前の8/4に河合くんが新型コロナの療養から復帰していて、これで無事に5人でのコンサートが見られる!と思っていたので動揺しました。自分がいかに油断していたのかもわかって悔しかった。

翌日11日は、佐藤勝利さん不在となったSexy Zoneのコンサートレポを見て心の準備をしていました。明るく公演する彼らの様子がわかり、前向きに楽しもうと励まされたのはセクラバさんのツイートのおかげです。ありがとうございました。

 

熊本城ホール

やってきました、熊本城ホール

商業ビルの中にあり、公演前後の時間も困らない良いホールでした。駅やホテルからのアクセスも、路面電車とバスどちらからでも来られるようになっていて便利です。

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ホール入り口前に大きいツリーがあって、クリスマス感が漂っていた。

入場後、2階に上がったら熊本城が見えました。

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語りたい曲BEST3

感想の中でも、特に熱く伝えたい!と思った3曲分の感想を抜粋しました。(どれも「そりゃ絶対やるだろう」って曲だったので、以下3曲についてセトリに入っているかどうかの点はネタバレに該当しないと判断しています)

 

火花アディクション

とつドン(とっつーによる河合くんへのいわぬる床ドン)があるわけなんですが、衣装のストラ的に垂れた部分がドンのタイミングでカーテンのようにバサッとかかって、非現実的でロマンチックでした。その後一拍置いて、ノールックでダイナミックに肩の上に払っていた。

ツアー2日目以降の公演ではストラを先にかき上げてからの床ドンだったようなので、ドンと同時にぱらっと垂れた布のロマンをここに書き残します。

ゴールデンカムイの海賊房太郎で見たことあるやつだ!と思った。床ドンされる側の顔を隠す布のロマン、「髪カーテン」に通ずるものがありました。

 

S.J.G.

メンバー全員が歌う塚田僚一さんソロ曲。

「好きな子いるの?」に対する五関くんの「いない!」が若干食い気味だったのが印象的です。

やっぱり5人のS.J.G.が見られなかったのは残念だったけど、それを差し引いてもイメージしていた通りの素敵なパフォーマンスを見られました。どう動くかなどを具体的に想像していて実際その通りだったというより、見た端から(そうそうこれだよね)と初見とは思えない馴染み方のものが展開された感じ。

それにしても、やっぱりS.J.G.は「対面で食事して話す」というのは人間関係の根源と限りなく近いんだなと実感する曲です。生で見たから余計そう思ったのかもしれない。オンラインで替えのきかないものを思い、切なくなりました。

 

君の優しさVS僕の愛情

自担こと河合郁人さんのソロ曲。

白スーツだ!インナー大丈夫かな?って双眼鏡を覗いたら(白ジャケットの中は絶対にしっかりした襟付きのシャツ派、白の丸襟だとどうしても肌着に見えてしまうため)ロゴや模様でカラフルになっていてびっくりしました。増田貴久さんが2018年のコンサートにデザインしてくれた衣装みたいだった。インナーの形がどうだったかは忘れてしまった。

「君の優しさVS(と)僕の愛情」改めて好きな曲になりました。何よりまずイントロが切なくもキャッチーで最高。

生で台詞パートを聞いて、星部ショウさんによるA.B.C-Zへの提供曲「Oh!Teacher」と近い雰囲気を感じました。でもってその「雰囲気」の源流を作ったのが、この「君僕」を作ったつんく♂さんなんだなあと。J-POP史に疎いなりに、ハロプロのカルチャーの一端を掴んだ気がします。

そして普段は王道センターな橋本くんがいて見えにくいけど、河合くんって歌と踊りのパフォーマンスというか表現したいこと自体はグループの中で正統派寄りなのかとも思ったソロパートでした。とはいえ、歌った後に軽くトークは入る。

そのトークの中で語っていた「ファンの皆さんへの気持ちを作ってもらいました(ニュアンス)」も噛み締め、参加から数日後にふと(この曲ってあえて概念的な歌詞にしてあるのかも!)と閃きました。

これまで音源で聴いていたときはどうしても歌詞からストーリーを読み取ろうとしてしまっていたんだけど、メッセージ性が控えめだからこそ声量と歌唱とダンスを最大限に味わえた気がします。マヨネーズを美味しく食べるための野菜スティックのような歌詞、と受け止めようと自分の中で腑に落ちました。

 

その他ざっくりセトリ順に感想

※呼び方や文体にゆれがあるものの、参加した直後から少しずつメモに残していたのでその時々の気持ちや勢いを重視しています

OP映像

歴代ライブ映像と共にシングル曲のオーケストラアレンジが流れていて、早くも感極まりつつ以前webラジオYouTubeにある「作業用かまみく」の何かの回。どの回だったか検索したけど見つけられなかった)で聞いた「オタクは大抵の展開に文句を言うがオーケストラアレンジは高尚なものだと思っているから喜ぶ」みたいな話も思い出していた。いきなり雑念がすごい。

最初の1曲が灯で驚いた。これが主題歌だったドラマの監督が加害を告発された以上、年単位のお蔵入りもやむなしと覚悟していたので。

後からMCで「前回のツアーでの最後の曲と合わせて、去年から繋がっていることを表した」とのニュアンスの話も聞いて、5人はこの曲をドラマの主題歌というよりグループとファンのつながりの象徴として捉えているんだと理解しました。ひとつ気持ちの整理ができたので、聞けてよかった。

Za ABC 〜5stars〜

ざえびの最後に4人で作ったファイブスターポーズで、塚ちゃんと五関さんがそれぞれ手を掲げて上段の中央を埋めていたのを見てさっそく涙目でした。去年のはっしー療養中の歌番組でも見たと思うんだけど、生で見るとまた別の感慨がありました。

歴代シングルメドレー前半

なんだかここの記憶が薄いな、と思ったけど双眼鏡でひたすら河合くんと塚ちゃんを見ていたんだった。塚ちゃんの丸眼鏡が本当に可愛くて最高でした。

この流れで合わせて衣装の話。どこの場面だったかは忘れてしまったものの、河合くんがジャケットを脱いで黒シャツとダークボルドーのベスト姿になった瞬間がとてもよかったです。細身さが際立っていた。

あの瞬間は「冬霞の巴里」での剣術シーンのひとこちゃんさんを思い出しました。

花言葉

今年4月末の披露宴で入場に使ったので、コンサートの音響で流れてぐっときました。イントロが流れて隣の夫をちらっと見てみたら、彼は普通にステージに視線を向けていて目が合うことはなかった。

A.B.C-Z LOVE

メンバー紹介曲ことえびらぶ。今回のアドリブ日替わり台詞は橋本良亮へのメッセージ確定演出かな、と思ったら見事に4人ともそうでした。ここはツアー後半になってからが本番かもしれない。

塚ちゃんの「はっしー見いつけた」は怖!!と思ったけど、2020年の配信コンサートでもカメラに向かって「見いつけた」って言ってたな〜と思い出して懐かしかったです。

渚のBack In Your Heart

2019年のGoing with Zephyr幕張公演の思い出がよみがえった。あの時のバッキンを親と思っている。

Summer上々!!

最後のサビの「夏の海へDive!」で塚ちゃんの高音を聞けるのが好きだから、ワンコーラスでもそれをちゃんと入れてくれて嬉しかった!

夏と君のうた

歌い出しではっしーの音源が流れてステージの中央にピンスポが当たり、4人がその光の先を愛おしげに見つめる様子を見ていたら一瞬もうはっしーと会えない気がしてきて空恐ろしくなってしまった。

ジャニーズ伝説で観たYou...の演出と重なったからなんだけど、そのときも彼らはジャニーさんに対して「今たまたま居ないだけでまたすぐ会える」かの眼差しを向けていたんだと改めて気付きました。

VIVA YOU達!!

直前までしんみりしてたのが全部どっか行った!セトリで情緒ジェットコースターなった。ダンス苦手だけど、今回の振りはそれなりに勢いでいけました。

塚ちゃん以外の3人がVTRを見ながら「凝ってるんだよなあ」等々と初見のリアクションをしているのも見られて、これも初日参加の醍醐味だったとしみじみ。

星が光っていると思っていた

リリックビデオさながらの映像の力もあり、圧倒されました。(こういうものを本当に求めている層にまだまだ届いていないんだろうけど、この路線が好きな人にとってはこの1曲以外の時間が辛いのかも)みたいなことを考えて気持ちが脱線した時間があった。

夫は後から「いや〜ほんと去年のMCで語ってたことをそのまま歌詞にしてたよね」と言っていた。私には全くなかった視点で驚きました。

story of us

あの眼帯って2019年に付けてたものと同じかな?物持ちがいいな、と逆に一周してどこか冷静になった記憶があります。これもまだまだ本来ある需要に届いていないんだろうなあと思って見ていた。

衣装はワンピースのクロコダイルの服装をオマージュしたと後のMCで言っていました。「Mr.Dream」の時はドフラミンゴをイメージしていた、とも。その時は全然ピンとこなかったものの、終わってから調べて納得しました。

Smiling Again、Appale

ここでトークが始まったと思ったら、「本来はここで橋本ソロだけど、今日はメンバーで相談して決めた2曲をやります」的な時間でした。途中までMCタイムと思っていたので「これMCじゃないからね」にびっくりした。

ステージ上でのAppaleの振り付けとか結構貴重なはずなんだけど、前後の怒涛の展開に押し出されて相対的に記憶が曖昧なのが悔しい。Smiling Againはやっぱり名曲でした。

頑張れ、友よ!

ペンラ曲でも、映像の歌詞テロップの大きさとダイナミックな動きは健在。この歌詞テロップ2020年のコンサートから使われてて見るたびにツボに入ってしまう。

河合くん、2番から自分のペンラの色が1色遅れていたけど最後までそのままやり切っていた。意外と手元って見ないものなのかも。

Begin again

ラジオで清塚さんの人となりを知って味わったBegin againは格別でした。清さん、いつでもコンサート観に来てください。

歴代シングルメドレー後半

アンコールとは何なのか。さっきまでの感動ムードが吹き飛ぶくらい、がっつり歴代シングル全部やるのノルマをこなしていきました。しかも初見装置の高所で。

自分も高所恐怖症寄りで、高いところが苦手な人が高所にいる様子を見るのも怖いからやや辛い。ただ「無理しないで」と河合くんを気遣う五関様を見られたのでよかったです。

「俺たちとみんなで」

4人での公演になったと決まった時から、「俺たちとみんなで」はどうするんだろうと思っていました。4人で声を合わせるか、過去の公演から音源を使うかのどちらかかなと。

そしたらなんと、2番目の末っ子によるソロ発声でした。胸がいっぱいになった。声、大きかったな。

 

おわりに

Graceful Runnerカップリングの予習が足りてない!って移動中にYoutube「Enamel Slow」リリックビデオを聴き直しましたが、結局そのあたりは入ってこなかった。周年記念ならではのシングル全部詰め高密度セトリでした。

7月にBUMP OF CHIKIENの25周年ライブにも行ったので、2組が重なって感慨深かった。

このあと名古屋も参加するので、5人での公演も楽しみです。

感想でちょこちょこ出したジャニーズ外の例えや連想にピンときた方、友達なろうや(なってください)

 

花言葉」でのエピソードの詳細はこちらです。