震えてるのは君のほう

You’re Dream Maker.

放課後の厨房男子 〜リターンマッチは恋の味〜 感想

「放課後の厨房男子〜リターンマッチは恋の味〜」大千秋楽お疲れさまでした。時間がたったけど、東京公演を観た感想を書きます。美味しそうなものばかり集めてしまうよ〜!

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初めて行った日経ホールは劇場らしくなくて狼狽えた。会場がスタイリッシュ。入り口にも必要最低限の事項だけ掲示されていた。

席に着いたらジャニーズ黎明期の曲が流れていた。しかもちょうどジャニーズ伝説2019で塚ちゃんがソロをつとめた曲。

 

ミコちゃん先生が可愛かった。後で三倉さんの身長を調べたら156cmでした。平均身長より小柄ではあるけど、特に華奢に見えたからふぉ〜ゆ〜のスタイルが良いことを実感。

元気な紅一点はいいな、ミコちゃん先生を見て「ささみさん@がんばらない」の邪神つるぎ先生をちょっと思い出した。

紅一点でいいのかな。厳密な本編ヒロインはミサキちゃんだけど、プラトニックとはいえ女優さんなしでやっていたので。それにしても高校生の兄妹はさすがに手を繋がないだろうと思う。

 

名前の「ゆう」と年齢が共通しているふぉ〜ゆ〜の4人に、全く別の名前と部活の先輩後輩って関係性を被せていたのが肝でした。

福ちゃんの「日向翔平」や辰巳さんの「勝山大地」、越岡さんの「月島颯太」他と等身大の男子高校生感を感じさせた役名と役柄。

それらと並びザキさんの演じた「不知火零士」、名前と語源にこだわる癖の強さが最高にはまり役だった。沖縄出身の設定かな。

春の「トリッパー遊園地」で辰巳さんが「ショウヘイ(名札はちゃんと見えなかったけど将平?)」を演じていたのを観ていたので、辰巳さんが福ちゃんに「翔平さん!」と呼びかけるところはやや混乱した。

好きだったコンビは福辰の新旧部長組、印象に残っているシーンはギターを引き語る辰巳さんです。SHOW BOYで強く覚えているのも越岡さんのペイパームーンだから、バラードに弱い。

ザキさんのカーテンコールのご挨拶も楽しかった。「皆さんも料理とか恋愛とか頑張って」(ニュアンス)の言葉に影響されて、帰宅してからたこ焼きを作って食べました。作中の料理もよかったけど、普段しないことをしたくなったので。

 

通してふぉ〜ゆ〜(と俳優陣)ファンへ向けての、徹底したファンサービス作品だと感じた。SHOCKをパロディしたワンシーンとか。本編より先にパロを見ることになるとは。

いわゆる通路降りについては、舞踏部部員さんが近くにきて「あいつ(颯太)、恋しちゃってるね」というような台詞をかけてもらったのに上手く反応できなくて申し訳なかった。

パロディで印象に残った曲は舞踏部の「硝子の少年」の替え歌です。冒頭に引用した「美味しそうなものばかり集めてしまうよ」の曲。

一歩引いて見るファン向け作品も楽しい。ファン向けと意識せずサービスを徹底した結果、普遍的な楽しさになっていたと感じられる舞台でした。大地くんの一目惚れに幸あれ!

 

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