震えてるのは君のほう

劇中劇と役替わりが好き

おかえり!カリスマdeステージ 7/4と配信の感想

※本ページはプロモーションを含みます

「おかえり!カリスマdeステージ」を7/4夜→依央利ブレイクを目当てに初日配信→声優のカリスマ福原かつみさんを目当てに千秋楽配信、と見ました。

※7/4は夜公演しかなかった日だけど、わかりやすさのために7/4夜と書いてみた。

2022年の秋にカリスマにのめり込み、2023年からテニミュ4thを楽しんでいたら推しコンビの依央利と猿ちゃん、通称おさななが青学11代目から起用されたラッキーな凡人です。

f:id:senyaitiya:20240713010513j:image

 

全体

昨年10月のクロストークでやや消化不良な思いを抱えていたのが、いざステ2作目を目にしたらOPの時点で雲散霧消した!

※以下グレーの文は飛ばして大丈夫です

クロストークで消化不良だったのは、ステの依央利が契約書の内容をそらんじているシーンの映像が流れて「これを言いながら何を考えているのか」を問われた持田さんが「何も考えてない」のように答えていたところ。

聞いてまず驚き、演じられる上で依央利の内面はイメージされていないのかもと寂しくなり、いち台詞に対しての発言をネガティブに拡大解釈した自分に落ち込み、最終的にクロストークの楽しかった部分を意識するようにしていた。

キャラクターと原作への思い入れから悩んだものの、冷静に考えれば仕方ないとも思う。該当の場面は実際かなり意味不明で、内心も語られていないので。しかも本編セカンドシーズンが完結済みの現時点でも、断片的にバックグラウンドが語られた程度。

それと買い物ブギウギの裏話として聞いた「当初はドラマパートに沿って依央利は早口言葉についていけない予定だったのが、練習しているうちにできるようになった(から一緒に言うようになった)」にも、それってあえて言えていないようにもできるんじゃないか?と気になり微妙に納得がいっていなかった。 (「微妙に」の理由は、依央利も元気に早口言葉とポールダンスをしているのを見られたこと自体は楽しかったから)

ただ言えるようになったのを受けて2人ともノリノリでやる曲に方針を変えたあるいはGOを出したのは演出の川尻恵太さんのはずなので、依央利のエピソードという点では同じでもまた別の話だと捉えている。

長くなってしまったけど、要はステ続編に漠然とした不安がなくもなかったのが実際に観たら即解消したという話。

具体的にはダンスや身のこなしがイメージしていた依央利そのものだった。ステ無印では振りに合わせてボトムスのベルトが揺れていたのを見てこれが三次元かと感動した覚えがあるんだけど、今回もうベルトが目に入らないくらい動き自体がパワーアップして感じられたので。ダンスや動きのあざとさというか、ぴょこぴょこした感じみたいなものが。

あとメインテーマ曲の振り付けがカンチョーの手だった。自分の心が汚れているのかとも疑ったけど、十中八九そういうことでしょう。

 

前作では理解お兄さんを横から見たときの厚みに立体を感じたなと客席で思い出していた。今回印象に残ったのは、テラくんの筋肉!特に上腕の鍛えられ方。

観ながら原作と同一視して見ているキャラ、違う魅力がある別軸と捉えているキャラが自分の中で分かれているのを自覚した。

同一視↔︎別軸のグラデーションは慧・大瀬・天彦・テラ(ここが境目)理解・ふみや・依央利という感じ。外見と声、演出を含めた見せ方からの印象を総合しているけど「声質が近いと感じるかどうか」のウェイトがかなり大きい気はしている。

個人的にステのふみやは可愛げが、理解は愛嬌が増して見えた。原作側でキャラクターと声優さんの年齢差が比較的大きい2人だから、声に中の人の貫禄も乗っているという二次元ならではの部分を0.5次元分だけ現実に寄せるとこういう感じになるのかなと思う。

それと自分の中での原作のイメージと近く感じることがより良いと考えている訳ではないのは前提として、猿ちゃんの説得力がありすぎたというのは触れておきたい!動画から出てきたみたいだった。

じゅやまさん*1テニミュでは桃ちゃんそのものに見えて、カリdeステでは猿ちゃんだったのが凄い。

 

ドラマパート

ドラマパートについて、ステ前作の感想の終わりに書いていた希望が叶っていた。

ステージの次回があれば、本編シーズン1内から登場人物が多い単発コメディ回をいくつか見られたら嬉しいなあ。

4/1夜「カリスマ de ステージ」感想 - 震えてるのは君のほう

ドラマパートで全体的に驚いたのは、もともと充分カオスだと思っていた話に更に盛る余地があったこと。

※以下、元のボイスドラマ動画に飛べるようタイトルにリンクを貼りました。

特に好きな「避難訓練」がトップバッターで嬉しかった!ボイスドラマの大瀬の「(2回目の避難訓練を)死ぬ気でやります」が「がんばります」みたいな感じに変えられていたのは、もしかしてブラックジョークがコンプラ的に不適切だったんだろうか。いや他にいろいろやっているのに!?

6人が肩を組んで歌っていたのがステの方のテーマ曲で、ほんとにステは歌方面ではIFの世界だというのが徹底されていた。

また日ごとの変化もあって、7/4に観たときは理解お兄さんの6人への舌打ちが1回ずつ増えていって最終的に6回連続の舌打ちをしていた。

海へ」で坂を登るのに猿ちゃんが依央利の荷物を持ってあげたとき、その後ずっと背負っていてときめいた!自分が音声だけ聞いていたときは、なんとなく坂を登り切ったら返しているイメージだったので。

おさななって違う方向性で面倒見のよさがあって、そこが好きだなあとしみじみ思った。

Xmasパーティ でのツリーの造形は、セットの都合上2階部分だけを使っていたのもあって少し寂しく見えてしまったな。とはいえこれは想像力をフルに使って華やかなツリーを思い浮かべてしまっていた自分の問題ではある。

人生で、和綴じの方丈記が釣り上げられる光景を見ることになるとは。

かりちゅま」でのパペット?人形?は販売されませんか?あとイラストで示されたおもちゃの中に依央利のあの犬のぬいぐるみもいたのが可愛かった。あの犬のグッズ化も希望しております。うっかり今後のグッズ展開の希望になってしまった。よろしくお願いします。

顔見せの紹介エピソードがメインだった前作より、依央利の様子がおかしい場面をたくさん見られて楽しかった。改めてラインナップを振り返ると「バレンタイン巡査」も見たかったな〜! 早着替えが厳しくて入らなかったとかかな?

個人的にあの回の依央利は普段着に警官の帽子だけ被っているようなイメージだから、衣装もそのくらいのラフさでよいので見たい。

 

ゲスト

チケットの先行抽選に外れてリセールに出ている中から購入したとき回を選ぶ決め手になったのが、ゲストが「アイドルのカリスマ」だったこと。

✭ カリスマなゲスト 出演スケジュール

6/28(金)
19:00公演
✦声優のカリスマ
6/29(土)
13:00公演
18:00公演
✦アニソンのカリスマ
6/30(日)
13:00公演
18:00公演
✦こどもたちのカリスマ
7/2(火)
19:00公演
バラドルのカリスマ
7/3(水)
14:00公演
19:00公演
✦二丁目のカリスマ
7/4(木)
19:00公演
✦アイドルのカリスマ
7/5(金)
19:00公演
✦ギャンブルのカリスマ
7/6(土)
13:00公演
18:00公演
✦声優のカリスマ
7/7(日)
13:00公演
2.5次元のカリスマ
18:00公演
✦声優のカリスマ

『カリスマ de ステージ』公式サイト

当日どきどきしていたら、来てくれたのはももいろクローバーZ佐々木彩夏さんでした。

5月に「七人のカリスマ声優」とヒプカリコラボステージを目当てにキングレコードのレーベルフェスを配信で見たときトリがももクロ先輩で、とっても華やかで楽しく会場の盛り上がりも伝わってきていたから嬉しかった!

皆にアイドルのかわいい自己紹介を教えてくれて、最後にソロ曲「あーりんは反抗期」も歌ってくれました♡さーさき!さーさき!

あーりんは反抗期!

あーりんは反抗期!

ペンライトは公式のみ可ということで物販に間に合う時間に着けず持てなかったものの、心はあーりんのカラーのピンクを振っていた。(後列から見ていた限り、会場のペンラは結構カラフルで自由な感じだった)

途中で(自分が推してる人がこういうシークレットゲストで出演していたのを後で知ったら寂しいやつ)の思いがよぎってあーりんファンの方に申し訳なくも感じたものの、少なくとも精一杯楽しんできたつもり。ありがとうございました!

配信での声優のカリスマ回について。橋詰さん日向さんの初日はW天彦がおふたりともかっこよくて眼福だったし、日向さんと持田さん依央利の連携プレーが熱かった!(劇場で観るのを初見にしたくて、観てきてから初日配信を購入したので見返す時間がほぼ取れず。相対的にあっさりした書き方になってしまった。)

福原さんと大河さんの千秋楽では天彦の歓迎の舞いを全く見ず「僕たち見慣れてるんですよね」、「うーん、でもなんか今日はちょっと、立体的?」とばっさりいったのに感激した。あの生ポールダンスをあえてスルーできるプロ意識。

天彦の福原さんへの絡みも、進行を始めた福原さんが声色を理解に寄せていたのもW依央利の大瀬サンドも依央利がふみやをおんぶしたのも見られて情報量がすさまじかった。うっかり詳しいレポ形式にしてしまったら終わらないやつ。

依央利がふみやを背負うって全然イメージになかったけど、実際?案外いけるものなんだなあ。ボイスドラマで依央利の顔色が紫になったりしている影響で、フィジカルが弱いって先入観が過剰にあったかもしれない。

猿ちゃんが大河さんに「ちょっとコイツ(ステのテラくん)に喋り方似てるのやめてくれねえか」と言ったのには逆!逆〜!と思ったけど、つまり丸山さんの再現が上手いということなのか。

大河さんと福原さんが理解を挟んでからかっていたときに丸山さんが「なんか見たことある〜!」と言っていたので、特にステにはなっていない「ふしだらの与一」がパッと出てくるくらい把握してくれているんだ!と嬉しかったです。

 

ライブパート

現地で猿ちゃんが近くまで来てくれて、客席への眼光が鋭かった。いつまでも客降りに慣れないので、もはやキャラクター的にファンサが塩寄りな人が来てくれたときの方がいい思い出になっている感がある。

7/4は猿ちゃんの首元のタトゥーシールが取れかかって皮膚も赤くなっていたのが見ていて辛かったけど、その後に見た配信では綺麗だったのであの回だけのイレギュラーだったと思いたい。

デスファイトギャンブルがかわいすぎた!

コーレスも楽しかったんだけど、今回ぐっと刺さったのが「でんでんでででん♪デスファイト♪」だった。ふとしたときに口ずさんでしまう。 依央利にBETさせて〜!

合法だよ!理解くん」の中ではもっと過激っぽかったのが、童謡にのってこんなに可愛くなるとは。もしかして、不仲コンビってめちゃめちゃいいな……。

ところで大瀬さ〜ん?「クソの人生邪魔しないで」って言葉が出るってことは、人生をやる気はあるってことでいいんですよね?

 

カリスマブレイク

回替わりのブレイク演出ソロ歌唱で誰がいつ出るか読めず、少なくとも前半は本家のブレイク順通りに理解お兄さんからかな?と予想していたのが完全に外れた。

配信もある初回にブレイクする依央利ってすごいキャラだ〜としみじみ。

空っぽを自称するCパートでも目に光が入っている方の依央利だった。ブレイクの瞬間「アイヤー!」って言っていたのがちょっと面白かったな。普段の依央利って服と1stソロ曲がチャイナ系なだけ?で、いわゆるチャイナキャラっぽい言動はそういえば全然ないんだなと改めて実感。

そして7/4の劇場での初見、猿ちゃんのブレイクでは曲が違うのに驚いた。ステの楽曲の切り分けがここまで徹底されていたとは。観に行くまで情報を積極的には見ないようにしていたので、ブレイクのステオリジナル曲があるのを把握していなかった。観た限りどれも本家のニュアンスを入れつつ舞台に最適化するよう作られている曲だと感じた!

でもステ猿ちゃんでの「LONE WOLF」フルも聴いてみたいな。

 

おわりに

楽しかった。喜怒哀楽をさらけ出しすぎたかも。全員のブレイクを見たいのと千秋楽の「声優のカリスマ」を手元に置いておきたくて、Blu-rayも予約しました。

関わっていた皆様、全公演ありがとうございました!

文体が今と違うけど、前作の感想も貼ります。

4/1夜「カリスマ de ステージ」感想 - 震えてるのは君のほう

*1:寶珠山 駿(ほうじゅやま しゅん)さん