本日2月26日、塚田僚一さん主演のSound Fantasy朗読劇「月世界旅行」昼公演に行ってきました。休憩なし90分。
読みが「つきせかい」じゃなくて「げつせかい」だった!開演前のアナウンスで知りました。
2.5次元もかくやのビジュアルも気になっていた作品です。
【会見レポート】Sound Fantasy朗読劇「月世界旅行」開幕に主演・塚田僚一「振り切っていきたい」https://t.co/zrAr5ioICe#鈴木勝秀 #大嶋吾郎 #塚田僚一 #田村雄一 #細見大輔 pic.twitter.com/RVIUrzCVnG
— ステージナタリー (@stage_natalie) 2022年2月19日
声の演技を堪能し、塚ちゃんにピクサー映画で吹き替えをしてほしい〜という前々からの願いが部分的に叶った気持ちになりました。
とはいえ、いろいろな演技を見たことで「声優:塚田僚一」の出演作を見たい思いも強まっています。
子供向けのアニメ映画がいいな。ピクサーでなくても、日本のホビーアニメの劇場版ゲストキャラとか。本人役ではなくて、むしろ人間でもなくマスコットや動物の役のイメージです。
またSound Fantasy要素も存分に楽しみました。スズカツさん大嶋吾郎さんタッグの作品を直近で見ていたのは「Rock Reading ロビン」だったので、そことの表現の違いも楽しかった!
ざっくり違いをあげると、ロックリーディングはROLLYさんらミュージシャン数人での生演奏を重視。サウンドファンタジーは大嶋さんが1人壇上後方のターンテーブルでサウンドや別録りの声のMIXを流しつつ生の演奏も歌も効果音もあり、でした。
時間の経過を表すのに、釣り竿の持ち手部分だけを持ってリールを巻き上げて音を出していたのが印象的です。
時計の針が進み、そのペースがどんどん上がっていくようなカチカチ音をどう出しているのか気になりすぎて双眼鏡で確認しました。何でも使う大嶋吾郎さん。
細見大輔さんも立ち姿と声がかっこよかった!新たに気になる役者さんができました。
ここからはストーリーや台詞にも触れた感想。
ボンジュ?ボンジュール。って相槌を打っていたのが可愛かったな。塚田担と話すとき使いたい。
ボンジュール?は可愛かったけど、点火!で宇宙に飛び立ってからはインテリらしい言葉もすらすら出てきてギャップにときめきました。
話を聞いていただけだけど、つられて賢くなった気がしています。
左右の2人が盛り上がっていて置いてきぼりになっている状況では、素の塚ちゃんに近い動揺や醒め方に見えました。
ABChanZOOで見たことある表情、より具体的にはマナーズ郁人さんへの顔をしていた。
何も予習せず話を知らないまま行ったことで、登場人物らと同じ気持ちで手に汗握りながらストーリーを楽しめました。ハッピーエンドでよかった!
「あるいは、月の周りをこの世の終わりまで回り続けるか」といった台詞と共に音が止まり照明が薄ピンクと紫に変わり、3人の表情がわからなくなった場面。ここで余韻を残して終わりかと思った。
90分ってもう経った?綺麗なラストだな、と思いました。実際には後半戦だったけど。
(誰かに「あの作品ってあのシーンで終わってもアリだったよね」と言ったとき賛同されたことがない。その後を受け手の想像に任せて終わる作品にいくつか触れたせいなのか。)
地球に残された人々の目線で終わらず、小競り合いも経てなお大砲に賭け生きて地球に帰ってきた3人をしっかり見届けられてよかったです。
そして遡って序盤、戦争について語られた場面について。
月旅行をする展開へのマクラと分かっていても現実がちらついてしまった。意図的に切り離して聞こうと努めました。
スズカツさんはブラックさも出しがちとはいえ(今回だと国民性括りの取り入れなど)このタイミングで「戦争」という言葉が現実と重なることは偶然なので。
この座席にいる間だけでも公演は公演としてシンプルに観劇したい!と(いう雑念と共に)冒頭を観ました。
今も翻弄されている現地の方々が、1日も早く元の生活に戻れることを祈っています。
公演後は大手町駅の地下でひとり食事をして帰りました。よみうり大手町ホール周辺のカフェやレストラン、いろいろと行ってみたい。
タミルズ オオテマチ (Tameals otemachi) - 大手町/ビアバー/ネット予約可 | 食べログ
ボロネーゼの生麺がもちもちしっかりで、見た目以上のボリュームがありました。そしてミルクティーを頼んだら「COFFEE」というロゴ入りのマグカップで出てきた。
時短営業で15時までランチをしているお店が少ない中、ありがたかったです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。俺たちの宇宙開拓はこれからだ!