震えてるのは君のほう

You’re Dream Maker.

いずれありうる「自担の作る家庭」について考えたこと

名前の検索でこの記事が出てきたら嬉しくないので念のためフルネーム記載はしないけど、ジャニーズが大好きなジャニーズでバラエティへの出演も増えている自担の将来について。

最近2021年の恋愛運を占われたりといった話題もテレビで出ていたので、いつかありうる「自担の結婚」を改めて考えてみた。

 

潔癖症(と言われる自称きれい好き)な自担と家事をしたくない私が上手くやれると思えないのでリアコじゃない、だけど自担については恋愛やその先にある家庭のことを考えるとなんとなくモヤモヤして直視したくない。どうして。

その理由をたどって「この発言」が心に引っかかっているから、という結論が出ました。

まてまて。息子がイヤって言っても絶対ジャニーズに入れたいって。それは良くない。当時のラジオのオンエアでも、年下のメンバーに「むりじいはよくない」と諌められていた。

1年以上前の言葉かつ知る限りでは以降そうした話題が出ていないので、今は考えが変わっているかもしれないけど。今後これについて「昔はこう思っていたけど今は〜」とひっくり返すようなエピソードが出る可能性もある。

突き詰めたら子供が産まれて育つまで、どうなるかは誰にもわからないから目をそらしていたのかもしれない。自担にある「良くないと感じる部分」を考えたくなくて。

 

ただその発言の根本に、本人が再三テレビやラジオで話している「少年隊ファンの母の元に生まれて幼い頃からジャニーズの曲を聴いて育った。両親と兄妹の前で歌い踊って自然と自分はジャニーズになるんだと思っていた」という自身の幸福な原体験があると思うといたずらに責められない、とも思う。ファンとしての贔屓目も込めて。

ジャニーズwebの投稿からも当時から現在に至るまで家族仲が良好だと垣間見えるので、同じような家庭を理想にしているんだと解釈したい。

 

純粋さと身勝手さ、信じた道を地道に進める努力家な部分とジャニーズ(先輩後輩や同輩、そして歌い踊り演技するエンターテイメント)への愛すべてが混ざった大きなパワーを持っているところが好きです。自担が自担たる理由。

(彼に興味を持ったきっかけも、村上龍原作だからと観に行った「音楽劇 コインロッカー・ベイビーズ」でハシを演じていた自担にそうしたエネルギーを感じたから)

その良くも悪くも真っ直ぐな部分が無茶な方向に振れて「(自分にとって良かったから)息子にも絶対この世界に入ってほしい」って無茶な発言に繋がったんだろうな、と感じました。

 

私自身が特に両親に何か強制されたりはしていないので、子供のうちからを特定の進路を強いるような発言にリアリティがなくて判断が甘い自覚はあります。

そうした経験がある人には受け入れがたい言葉だろうと想像はできる。

強いていうなら長男長女あるあるの「下の兄弟の方が門限遅くなってる」みたいな感じで選択肢は比較的狭かったな?と思うけど、用意してもらった環境の中で自分のやりたいことを見つけて今できていると自信を持って言えます。両親からも納得を得られました。

 

そして他人の目や意見を気にせず、本当にしたいことを考えて少しずつ実行に移す上で背中を押してくれたのは間違いなく自担の言葉や姿勢です。現在進行形で。

たくさん応援してもらっているから、本当は仕事への真剣さやピュアさなどの良い部分とそれへの感謝の話をたくさんしたい。

 

その上で、どうして例の発言を気にしているかをさらに考えました。

子供に自分の思う通りあってほしい、もっと言えば自分のようになってほしいという思いに「私自身にも心当たりがあるから」だった。

自担の(将来の)息子の気持ちを汲まない発言によって、自分の中にも明確にある良くない面を直視してしまった。

 

具体的にはルッキズム、容姿至上主義など。

いつかあるかもしれない自担の結婚について考えると、相手の女性について「自分との子供が美形になるか、特に男の子は母親に似るっていうから似たときジャニーズとして通用する容姿になりそうかが重要な決め手なんだろうな」と勝手に想像してしまう。

つまり自分自身も他人(将来の結婚相手、子供)を利己的な視点で見てしまうということで。

そういう自覚があるので、私は今のところ大人同士の同意による結婚はともかく子供を持つのは考えられないな〜と思っています。(シンプルに育てる自信がないとか、他にも気が進まない理由はあるけど。)

 

人の深淵をのぞいたつもりが、のぞいていたのは無意識に目を逸らしていた自分の深淵でした。という話。

 

いつか自担が家庭を持ったら家族仲良く、息子さんがいれば彼自身の好きなものを究められていたら嬉しいな。

さらにその「好きなもの」がジャニーズで、活躍する姿や親子での共演を見られたらもっと嬉しい、と思います。