先日、4月に受けた資格試験に合格しました。自由になる時間の中で、ジャニオタの活動と試験勉強をどう調整していたかを書いてみる。合格発表のとき得点を見たら合格ラインの数点上だったので、ぎりぎりの両立でした。
ジャニオタになるのが遅くて、よくあるらしい受験や就活との両立を経験していなかった。他の趣味と比べて、ジャニーズ関連はリアルタイム性が強い気がする。
まず現場は日時と場所が決まっているし、テレビやラジオ等いわゆる供給もTwitterで感想を共有するまでがセットで楽しいところがあるので。バンドにはまっていた時期もあったけど、ラジオや曲は机に向かいながら聴けたので苦ではなかったと思う。
基本的には現場>生放送のラジオ>新譜>その他(雑誌など)の優先順位でやっていました。対策をしていた2019年1月から4月にかけては、A.B.C-Zのファンになってから一番イベントの多かった時期だった。
- 1/8 ツアー追加公演
- 1/30 コンサート円盤発売
- 3/15〜23 河合郁人主演舞台「トリッパー遊園地」東京公演
- 3/27 新曲「Black Sugar」発売
- 4/12〜26 A.B.C-Z主演ドラマ「ぼくらのショウタイム」劇場公開
改めて見ると、このスケジュールでよく勉強もできたなあと思う。実際、5〜6月のツアーとアルバム発表前の時期は「試験前にこの感じだったら更に集中できたんじゃないか」と何度か思ったりしていた。自己採点でほぼ合格圏内とわかっていたから後悔はなかったけど。
合格発表までの2ヶ月、選択問題の点数調整や記述の部分点が不明で合否がはっきりしなかった時期のほうが不安だったかもしれない。
現場や新譜など、オタク活動の種類別にどう両立していたかを書きます。
現場
自担の初単独主演舞台は計5日間6回入りました。さらに4月はMADEの主演舞台もあったので、4月の試験1週間前の土日はそれぞれEXシアターとイオンシネマに行っていた。
劇場公開は当初4/12〜19の1週間の予定だったので、ちょっと無理をして行った数日後に延長が決まったのを覚えている。試験が終わった次の週にもう一度行けました。
いちおう本番前日はしっかり頑張ったし、舞台に行った日も一問一答アプリで多少問題を解いたりしていました。「何もしなかった日」ではなくすることで罪悪感を減らす。
楽しい現場のために本番までに過去問で安定した成績を取る!と自分に発破をかけていた面もあった。現場のおかげで計画的になれました。
テレビとラジオ
テレビはリアルタイムにこだわらずに、ほぼ週末にまとめて見ていました。前からそんな感じだったので、気にならなかった。さすがに直前の数週間は週末も控えていたはず。
ラジオはA.B.C-Zの5人が火曜夜に生放送をするで、わりと聴きながら勉強していました。
ツイッターと連動しているのでなかなか集中しきれず、PCで過去問のサイトとタイムラインを行ったり来たりする状態になる。
多少効率は落ちてもそれ以上に気持ちが前向きになったし、メリハリをつける効果はあったと思います。
20時くらいから駅前のカフェに入って勉強して、ラジオが終わったらちょうど22時閉店と同時に帰ったりしていました。(店内で笑う怪しい人になった。)ベローチェのルイボスミントティーが好きです。
新譜
試験の2ヶ月前に発売されたツアー映像の円盤は、本編と特典映像を2回ほど見ました。
試験の約1ヶ月前に届いた新曲はCDだけiTunesに取り込んで、特典映像は楽しみに取っておいた。 詳しい内容を見ないようにするために、Twitterを開くのも自然と減った気がする。
ただ試験のあとに見るつもりだった映像は、終わってもなんとなく勢いがつかなくて5月の連休明けくらいにやっと再生した。
やっぱりリアルタイム感も楽しみのうちだから、こういうタイミングと優先順位のつけ方が難しい。
ツイッターを控えていた記憶はあるものの、ちゃんと減らせていた自信がない。
確認のために自分のツイートを取得して、6ヶ月間のツイート数を集計してみました。
2月は大きい告知や現場がなかったので落ち着いていて、試験本番の4月は意図的にツイートを抑えていたはず。
確認できるのはツイートした数だけだから、タイムラインを見ていたかどうかは示せない。わりと見ていた気がする。
併せて数えたブログの記事数は6ヶ月でほとんど変化がなかった。舞台の感想など時間をあけずに書いて、気持ちを切り替えていたので。
具体的にどうツイッターを控えていたのか確認するために、ツイートをしていた時間帯を取得しました。試験のあった4月と、特に何もなかった6月で比較。
4月はお昼12時台のツイート数が6月の約半分となっていて、平日の昼食後にお昼休みの後半を使って勉強していたのを思い出しました。
夜23時台もツイートが少ないけど、18〜20時台は4月が上回っていた。夕方から夜は、平均したらそれほど大きな変化ではないかも。
12時半から13時を勉強にあてていたのは、明確に効果があったといえそうです。
モチベーション
約4ヶ月間、気持ちをどう保っていたかについて。
応用情報技術者資格という、4月と10月の第3日曜に実施される試験を受けていました。
2019年春の試験を逃すと、次の機会は10月20日と自担(河合郁人)の誕生日当日でした。その日に試験を受けたくないから一発合格するぞ、というのがモチベーションだった。
合格までは受験する空気が部署内にあり、10月のスケジュールをあけるには合格するしかなかった。ABC座の河合郁人バースデー公演に行くことを目標にしていました。
また2018年12月、Travis Japanの川島如恵留さんが宅建士に合格したことも励みになりました。昨年秋のA.B.C-Zのラジオで国家資格の勉強中と話していたので、そのときから気になっていた。
Snow Manの阿部亮平さんが大学院卒で気象予報士資格を持っていることも知って、ジャニーズJr.と勉強を両立している人がいるのに自分が諦めていられない!と気合いが入った。
あと勉強時間やページ数をアプリで記録して、アイドルのダンスレッスンやボイトレに置き換えたイメージもしました。数値が増えるので、育成ゲームの経験値稼ぎみたいな感じ。
使ったアプリはStudyPlusです。
もっと根本的なところでは、ジャニーズwebの更新を読んだりしてアイドルの表舞台以外も知ったことも影響しているかも。
目立つ仕事だけでなく、裏での努力が重要だと実感できるようになりました。
たくさん聴いていた応援歌は、A.B.C-Zの「Burnハート」です。2018年のアルバム「VS5」収録です。負けられない戦いだろ〜!
受験や就活と違って進路が変わるような試験じゃないからこそ、役に立つのかわからなくなる不安や油断が敵でした。
今後も勉強する機会はあるので、そのときはまた今回のことを思い出して頑張ります。