震えてるのは君のほう

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バーチャルジャニーズはどこに向かうのか

ジャニーズを好きになって1年も経たないうちに、バーチャルジャニーズにものめり込んでいます。この世界の裏には設定を作り込んでいる大人たちがいて、そのシナリオが気になって仕方ない。

中の人にもVtuber等にも触れたこともなかったので、初回配信前にツイッターで公開されていた動画で見たときは不気味の谷っぽい…が第一印象だった。でも苺谷星空のビジュアルが二次元的に好みだから一度は見てみようか、という気持ちで2日めにSHOWROOMのアプリを落としました。終盤まで普通にわー楽しいんだなって聴いてた。ところで苺谷くんって聞くと大須賀めぐみ『Waltz』の苺原くんを思い出しませんか。

締めの直前、「このルームをお気に入り登録するとイラストレーターさんのデザインしたアバターを使えるようになります」って話をしていたとき。苺谷くんがイラスト担当のヤマコさんを「ハナコさん」と言い間違えて、そのあと「ごめんなさい〜!ハナコさんって学校の友達なの!」と話していたことに驚いた。身近な存在として同年代の女子が名前付きで登場することに。

 

 

 

男性向けならラブライブやレヴュースタァライト、女子向けなら刀剣乱舞やキングオブプリズムのように(キンプリはプリティーリズム派生だから厳密には違うけど)二次元の同性だけで完結した世界に慣れすぎていた。恋愛系じゃないアイドルもの、かつジャニーズの名を冠するコンテンツで女性の存在が言及されるとは、という気持ち。家族や兄弟の話題は出るかな〜と漠然と思っていたんだけど。三次元の10代のアイドルも、男女問わず学校での話題は全くと言っていいほど出さない印象です。あっても先日高校を卒業しました!とか?

ビジュアルをデザインしたヤマコさんは飛鳥と星空の母親とも言える立ち位置で(「ヤマコさん俺のこと好きなんちゃうんかな〜」って発言もあったけど)アバターの女子制服はいわゆるIF設定的な、配信の視聴者イコール同級生であることの象徴と捉えていた。あの画面下のアイコンの集合体にはいつまでも慣れない。

ハナコさんの登場については名前を呼び間違えたことへのちょっとした言い訳なのかな、と思っていました。軽々しく女性の名前を出して前田くん(えらい大人の人)に怒られないか心配になっていたくらい。というか芸能関係者でもないクラスメイトの名前を全国配信でばらしてはいけない。

次の日の配信にもばっちり登場しました、ハナコさん。今日日ハナコって名前の10代女性はいるのかな、と思わなくはないけど(居たらごめんなさい)よくありそうな名前は逆にだめなのか、視聴者層内と被るような名前だったらいろいろ大変そうだ。内容はハナコさんが黒板に日直の名前を書いたんだけど漢字を「苺野」って間違えられてて〜、という些細なことだったんだけど、その後が本番だった。

学校で飛鳥が女子に告白されてて、それ見ちゃって、そしたら目が合って、ってやつ。このコンテンツはどういうことなんだ。アイドルを目指している高校生が易々と告白されていていいとは思えない。桜丘高校は芸能系じゃない一般高校?最終的に飛鳥と星空のエピソードとして閉じているからセーフなのか。それはそれで告白した女の子は振られたのを全国配信で公開された上にボーイズの絆の出汁にまでされてかわいそうな気がする、いや実在してないから落ち着いて、と混乱していた。

その日の動揺ツイート。今日に至るまで完全に手のひらの上です。

 

バレンタインもチョコを貰った(貰えなかった)話をしていたし。このあたりから「高校でも王子様ポジションのモテる飛鳥(と実はモテている星空)」って演出というかキャラ付けの一貫なんだな〜とあんまり気にならないようになっていたんだけど、次の衝撃がきた。

わりと飛び飛びに聞いているので、話題の初出とツイートの日時が合っていないけど。アイドル志望の高校生が普通の接客アルバイトをしていていいのか。バイトしながら下積み、というのは芸人やバンドマンや舞台役者、あるいは地下アイドルのようなアンダーグラウンド寄りの人々の専売特許なイメージがある。

知らないだけでジャニーズJr.の面々も意外とバイトで生計立ててるのかも、って軽く検索してみたけどそういうわけでもなさそうだった。検索といえば、これを書くにあたって中の人のプロフィールを調べたら意外と設定との年齢差があってびっくりしました。今後ちょっと見る目が変わりそう。特に飛鳥。

バイト先の上司「ゆう兄」と「ヒゲさん」やお客さんとのエピソード、そもそもバイトをしているという設定そのものが舞台装置の一種なんだろうか。配信にいなかったり時間に遅れる口実(先日のサプライズの伏線とか)にも使われていたし。あるいはハナコさんや学校の女子に触れるのは得策ではないって判断の上で年上男性との絡みに切り替えた?実験段階としていろんな話題出して反応見ててもおかしくないよね。「名前呼んで!」のコメントが飛ぶのを見ている限りでも、身近な同年代の女性について言及するのはマイナスの気がする。(「名前呼んで!」に「なまえー!」と返したエピソード、完全に夢小説の置き換えタグだから好き)

あと「レッスン」についてもよくわからない。リアルなレッスン話をしちゃうと、中の人の日常に寄っちゃってバーチャル感が薄れるからNGなのかもしれない。配信そのものがアイドルとしてのスキルを磨くレッスンってことなんだろうか。それこそ今日(2019年3月8日)前田くんが星空に「遊びすぎ、レッスンもちゃんとして」って言う場面があったけど。カラオケで歌の練習するとき俺はつい普通に楽しく歌っちゃって飛鳥に睨まれる〜って話はあったな。どういうレッスンをしている設定なんだろう。

ミッションの「お笑い」と「声真似」については配信内だけ、だと思う。声真似といえばキャラ名が普通に出てきてびっくりした。スポンサーなしで固有名詞への言及は基本NGと思っていたので。まあキャラクター以外に何の真似を想定していたんだって話だけど(いちばん無難なのは動物の鳴き真似で、次点は「歴史の田中先生の口癖の真似〜!」みたいな内輪ネタと学生あるあるの境目?あとジャニーズモノマネが十八番のA.B.C-Z河合郁人が本命担当なので、先輩アイドルを真似する可能性もちょっと考えた)。ドン・キホーテの店内放送の歌も歌っちゃうし、スポンサーやタイアップをつけていなければキャラ名を出したり自由にやっていい可能性もある。今度エルモの声真似をリクエストしようかな。「エルモだよ〜!」

 

つまりアイドル売りなのか男子高校生の日常を押し出してるのか未だによくわからない。改めてジャニーズ事務所の枠にあるコンテンツへの思い込みの強さを痛感しました。それかアイドルに夢を見過ぎていたのかもしれない。現役高校生がマネージャーについてて、彼の名義で発信している時点で設定だけでも二次元として割り切るべきなんだけど。海堂飛鳥と苺谷星空は「ジャニーズジュニア」と明言されたことが一度もない「アイドルを目指す高校生」なので。

長期的にも短期的にも向かう先がわからないから、ストーリーの展開が気になってほとんど毎回再生してます。そういう意味で突拍子もない発言の多い、話を進めるパワーのある苺ちゃんパートが好き。どこまで自覚的なんだろう。ジャニーズであってジャニーズじゃない、バーチャルジャニーズあすかなと前田くんの明日はどっちだ!おやすみんみんぜみ〜!

 

3月9日追記:ダンスレッスンさんと発声練習さん登場しましたね〜。世界のモーリー先生!モデルの方とかいるのかなって検索したけどモーリーファンタジー(イオンの子供向けコーナー)しか出てこなかった。笑